中野製薬の新草津工場が2025年度グッドデザイン賞を受賞!
2024年4月に完成した中野製薬の新草津工場が、2025年度のグッドデザイン賞を受賞しました。この工場は、親会社であるNAKANOホールディングスのもと、滋賀県草津市に位置しています。この賞は、1957年に設立された日本を代表するデザイン評価制度で、単に見た目の美しさだけでなく、社会に対する貢献や持続可能性も評価されるものです。
グッドデザイン賞とは?
グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催し、様々な分野で優れたデザインを讃えるものです。製品や建築物、サービスやビジネスモデルなど、幅広い領域が対象とされています。この賞の評価は、単なる形式的な美しさに留まらず、人々の暮らしの質や社会的な課題の解决にどれだけ貢献できるかを重視しています。
今回受賞した新草津工場は、特にその環境への配慮や、地域コミュニティとの共生に取り組んだ点が評価されました。この工場がもたらす美しい景観は、地域に根差した「YOSHIZU SKIN」というデザインコンセプトに基づいており、天然材料である葦を使用したエクステリアが特徴的です。これにより、風を上手に通しつつ強い陽射しも遮る機能性を実現しています。
審査委員による高評価
審査員たちは、表面的なデザインが社会における重要性を再認識させるものであり、製造拠点としての機能性や環境への配慮が高く評価されたと述べています。この工場がもたらす「人の美しさ」への取り組みは、心身の健康や社会性においても重要な役割を果たしているとされています。
記念の展示会開催
新草津工場を含む受賞作品は、2025年11月1日から5日まで東京ミッドタウンで開催される「2025年度グッドデザイン賞受賞展」にて展示されます。このイベントは、日本国内で最大規模のデザインに関する紹介の場であり、多くの方々にその優れたデザインを知ってもらう機会となるでしょう。
基本情報
- - 日時:2025年11月1日(土)から5日(水) 11:00〜19:00 (初日の開場は13:00、最終日は18:00閉場)
- - 場所:東京ミッドタウン(東京都港区赤坂9-7-1 B1F ホール・アトリウム/4F カンファレンス/5F デザインハブ)
- - 入場料:無料
新草津工場の取り組み
新草津工場は「SMART・SUSTAINABLE・WELLNESS」をテーマに掲げており、従業員の働きやすさを重視した自動化設備を導入し、効率化を図っています。また、地域との共生を大切にし、環境に優しい生産手法への取り組みが評価されています。2024年には日本国内の頭髪化粧品業界として初めての最高位「Sランク」のCASBEE建築評価認証も取得しました。
この他にも、国際規格であるISO22716の認証も受けており、製品の品質保証と安全性にも力を入れています。
まとめ
中野製薬株式会社は1959年に設立され、美を追求し続けています。今後も地域社会への貢献や環境負荷の低減に取り組むことで、より高い価値を提供し続ける所存です。この新草津工場の受賞は、多くのステークホルダーからの信頼をさらに高めることになります。また、ここで働く従業員の誇りにもつながることでしょう。自社の成長と共に、社会全体へプラスの影響をもたらす取り組みを引き続き行っていきます。