フェス戦国時代を生き抜く!ダイジローと哘誠の対談
最近、音楽フェスの人気が再燃し、様々なアーティストが参加する中で、ダイジローとTOKYO MXのプロデューサー、哘誠さんとの対談が実現しました。ロックの再定義を掲げた「SAMURAI SONIC」の実行委員長であるダイジローが、エンターテインメントの未来やフェスの差別化戦略について語ります。
異色のキャリアを持つ哘誠さん
哘誠さんは、多岐にわたる事業を手がける若き才能です。彼の年間の仕事は実に100件以上に及び、テレビ番組の制作からアパレルの立ち上げまで多彩な活動を展開しています。
ダイジロー:「寝る暇もないんですか?」
哘:「寝てないですね(笑)。エンタメ業界にはリズムがないので、朝から晩まで打ち合わせが続くこともあります。」
大学卒業後は印刷会社を経て、TOKYO MXに10年以上勤務する中で彼はその経験を活かしつつ、クリエイティブなプロデュースに従事するようになりました。実際、エンタメ業界に入る前には特別な興味はなかったと言い、物を作ることの楽しさからこの世界に飛び込んだのが彼の特徴的なキャリアの一部です。
現場力と人脈の重要性
哘さんは、番組制作やイベント運営には人との繋がりが不可欠だと強調します。彼が命を懸けて入った現場では、イベントの運営チームや出演者のキャスティングが重要です。
ダイジローは彼の仕事ぶりに驚き、「100案件のリアルさを聞いても、どうやってそんなにこなせるんだろう」と感心します。哘さんは、この業界にはオンとオフが激しいため、ストレスを感じない強靭なメンタルが必要だと話します。「誰もができる仕事ではない」と彼はいいます。
新型コロナがもたらした変化
コロナ禍ではイベントが中止に追い込まれ、多くの業界が打撃を受けました。哘さんはこの難局を乗り越えるために、イベントと連動したテレビ番組の制作を進めました。これが新しいビジネスの流れを生むきっかけとなりました。
「イベントが全くできない中で、先に番組を立ち上げて観客との接点を作ったのです。コロナの反動で、今は非常に良い視聴率を得ていますし、観客のイベント参加する抵抗感も減りました」と哘さんは力説します。
差別化のための知恵
「SAMURAI SONIC」が成功するためには、他のフェスと何が違うのか、つまり差別化がカギです。ダイジローは、地域密着型の施策や、特定のアーティストとコラボレーションすることで集客を狙いたいと話します。例えば、地域ブランドのグルメを取り入れるアイデアや、市場の流行を敏感に察知し新しいものを取り入れることがその一環です。
新たな挑戦へ
今後も「SAMURAI SONIC」は進化し続けていくことでしょう。2年先を見越しての計画が必要で、良い企画や経験を重ねることが成功に繋がると二人は共通認識を持っています。
最後に、哘さんが今もっとも力を入れたいのは、ライブイベントだけでなく、商品やサービスにも波及できるような新しいビジネスモデルの構築です。「音楽だけでなく、知的財産を活用して幅広く展開したい」と語ります。
この対談を通じて、新たな時代の音楽シーンやイベントビジネスの行く先が垣間見えた気がします。2人にはエンタメ業界を牽引し、さらなる飛躍を期待します。