北海道で開催された注目の展示会
2025年10月、北海道の札幌市白石区に位置するアクセスサッポロで行われた大型展示会が、業界関係者の注目を集めました。この展示会は、北海道の建設・インフラ・エネルギー分野に特化した「建設開発総合展」、「インフラ検査・維持管理・更新展」、「災害リスク対策推進展」、さらには「エネルギー技術革新EXPO」の4つが同時に行われました。また、「観光・ホテル・外食企業展」も開催され、合計で213社、277ブースが出展し、過去最高の4,170名が来場しました。
最新技術が集結
会場では、ドローンやAI、ロボットなどの先端技術を用いた点検技術や、労働力不足への対応としての省人化材料などが紹介され、来場者たちは熱心にその技術を学んでいました。また、国土交通省北海道開発局や観光庁のセミナーが開催され、高まる防災意識に応える講演も行われました。特にお笑い芸人・安田大サーカスの団長安田さんが行った防災講演会は、会場を盛り上げました。
昨年以上の賑わい
出展者からは「新たなリードを獲得できた」という声が多数寄せられ、東北からの訪問者も多かったそうです。「過去最高の来場者数を記録したことで、自社製品のPRに成功した」という感想がある一方、来場者も「展示会に出展することで、業界動向を把握し、他社と直接顔を合わせる良い機会だった」と話します。
観光と食の魅力
そして、外食や宿泊、観光業に特化した「第8回 観光・ホテル・外食企業展 HOKKAIDO 2025」では、北海道の食材を生かしたブースが設けられ、地元の特産品や飲料が展示されました。特に「北海道ブランドフェア」では、12名のバーテンダーによるカクテルステージや、お土産パビリオンが設置され、訪れた人々の注目を浴びました。出展者たちは「新規参入を考える他業種と多く交流できた」と感謝の声を上げています。
新たなトレンドを先取り
さらに、北海道の最新の飲食用設備も展示され、「昨年よりも進化した」といった意見が飛び交いました。参加者たちは、効率化や省人化を図るための新技術に興味を示し、ビジネスマッチングの機会としても有意義な出展となりました。
次回の開催について
この展示会は好評のうちに終了し、次回は2026年10月に予定されています。詳細が気になる方は、公式サイトをチェックしてみてください。北海道の未来がここにあるとも言えるこの展示会は、確実に地域の発展に寄与しています。業界でのつながりを深めるためにも、次回の参加をお見逃しなく!