YOSHIKIが大規模な支援活動を発表！洪水被災者に米10万ドル寄付

日本の音楽界で圧倒的な存在感を誇るYOSHIKIが、またしても人道支援の大きな一歩を踏み出しました。2023年12月4日、彼は東南アジアと南アジアを襲った豪雨による洪水の被害を受けたタイとインドネシアに対し、計10万ドル（約1,500万円）を寄付したことを発表しました。この寄付は、YOSHIKIが設立した「Yoshiki Foundation America」を通じて行われ、タイ赤十字社とインドネシア赤十字社にそれぞれ5万ドル（約750万円）ずつ寄付されました。

豪雨の影響で、多くの家庭が避難を余儀なくされ、行方不明者の捜索や救助活動が続いている現状は、テレビやニュースで報じられるたびに心を痛めるものでした。「タイやインドネシアで続く洪水被害の報道に胸を痛めています」とYOSHIKIは語り、被災者への早急な支援の必要性を訴えました。彼は、居住地を失った多くの人々の生活が一変してしまった状況を見て、自分ができることを少しでも形にしたいと考えたのです。

YOSHIKIの寄付活動はこれが初めてではありません。11月26日には、香港・大埔区で発生した大規模火災への支援として、香港赤十字社へも同額の10万ドルを寄付しています。これにより、彼の東南アジア地域への災害支援総額は20万ドル（約3,000万円）に達しました。

YOSHIKIは個人としても強い絆を持つ地域へ支援を行ってきました。2011年にはタイでの「X JAPAN WORLD TOUR」公演を通じて培ったファンとの関係があり、彼自身にとっても特別な意味を持つ場所なのです。また、インドネシアには今まで訪れたことはないものの、音楽を通じて多くのファンが彼をサポートしてきました。「大切なコミュニティが苦しんでいるのを傍観することはできません」と述べ、YOSHIKIは強い思いを持って被災者を支援しました。

更にYOSHIKIの人道支援活動は、過去の実績にも裏打ちされています。2008年の中国・四川大地震後には被災地を訪れ、学校への楽器寄贈やコンサートへの招待など、多岐にわたる支援を行ってきました。東日本大震災、熊本地震、北海道胆振東部地震など、日本国内外の多くの災害にも継続的に支援を行い、2025年のロサンゼルス山火事支援においては総額50万ドルの寄付を実施しています。音楽業界にも目を向け、2021年にはメンタルヘルスに問題を抱える音楽クリエイターを支援するため、音楽チャリティ団体「MusiCares」にも1,000万円以上を寄付しました。

こうした活動が評価され、2019年にはフォーブスアジアの「最も優れた慈善家30人」に選出され、2021年には「国立国際医療研究センター」へ1,000万円を寄付することで「紺綬褒章」を受章するなど、実績は多岐にわたります。さらに2025年には「TIME100 世界で最も影響力のある人物」にも選ばれるという快挙を達成しました。

YOSHIKIの支援活動は、ただの寄付ではなく、深い愛情とコミットメントに根ざしたものです。彼の音楽が人々を勇気づけるだけでなく、支援活動を通じて人々の生活にも希望をもたらしていることを多くのファンは知っています。これからもYOSHIKIの活躍と支援活動に期待したいですね。彼の公式サイトやSNSを通じて、最新情報をチェックしつつ、一緒に支援を広げていきましょう。