帽子用部分ウィッグの魅力
2025-10-03 13:44:50

新たな帽子用部分ウィッグで「おしゃれ」を楽しむ - フィーノが織り成す想いの輪

フィーノの新たな挑戦



株式会社ファイントゥデイが展開するヘアケアブランド「フィーノ」は、医療用ウィッグに関する取り組みを進めており、その一環として「帽子用部分ウィッグ」の製作を開始しました。この新しいプロジェクト「HAIR TOUCH YOUのばせば届く。」は、ヘアドネーション「finoウィッグBank」を通じて寄せられた髪を活用しています。

ヘアドネーションの意義



これまで、ヘアドネーションは長さ31cm以上の髪を対象に募集が行われ、多くの方々から1,883名分の髪とその想いを受け取ってきました。しかし、フルウィッグに活かせない髪も多く存在しており、その約10%が一部が31cmに満たないため活用が難しいものでした。このような髪たちもその背後には、想いが詰まっています。

コラボレーションによる新たな選択肢



フィーノは、がん治療などで髪に悩む方々に向けて、「N HEAD WEAR」との初のコラボレーションを実施。帽子とともに着用できる部分ウィッグを開発し、乳がんの啓発月間である10月1日から、先着15名様に提供するキャンペーンを実施します。このコラボにより、髪があることが全てではなく、帽子や部分ウィッグを使用することでおしゃれを楽しむ選択肢が生まれます。

ウィッグ使用経験者の声



ウィッグ使用経験者への調査では、フルウィッグに関する前向きな意見が多い半面、価格の高さや長時間の着用による不快感の指摘もありました。実際、フルウィッグを週に3回以上使っている方は全体の約52%で、一方で多くの方が帽子やターバンで過ごしている背景には「手間」が影響しています。パッと被れる帽子の魅力が浮き彫りとなっているのです。

部分ウィッグの魅力



新たに登場する帽子用部分ウィッグは、フルウィッグに比べて軽く、着脱も容易です。付け心地の良さと見た目のバランスを重視しながら、医療用ウィッグの課題である「ドネーション毛」の活用と多様なニーズの満たし方を模索しています。この取り組みにより、目の前の方へ少しでも助けになれる製品を提供し、日常生活をより楽しくする手助けができればと考えています。

今後の展望



フィーノは、医療用ウィッグを取り巻く課題と向き合いながら、全ての人が「自分らしいおしゃれ」を楽しむためのシーンを拡げていきたいと考えています。羽ばたくようにさまざまなスタイルを提案し、髪を通して新たな支援の形を見つけていくことが目標です。今後も多くの方々と共に、想いを大切にした製品を届けていく所存です。


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