第15回合同展示会「大日本市」に注目!
2025年9月3日から5日の3日間、東京・竹芝にて開催される第15回合同展示会「大日本市」は、多彩な工芸メーカーが集まる貴重なイベントです。主催するのは、奈良県奈良市に本社を構える株式会社中川政七商店。1716年に創業した老舗企業が手がけるこの展示会は、工芸ファンにとって見逃せない機会と言えるでしょう。
全国から集結する101ブランドの魅力
今回の「大日本市」では、初めて出展する29ブランドを含む総勢101ブランドが参加する予定です。多様なジャンルの工芸品が揃い、衣食住に関するアイテムが手に入る魅力が満載。出品されるブランドの中には、400年以上の歴史を誇る伝統工芸から、最近立ち上げたばかりの新興ブランドまで、それぞれのストーリーがあります。
特に注目したいのは、各ブランドが用意している特別な体験です。来場者限定の試飲や試食、実演イベント、数量限定のノベルティ配布など、たくさんの楽しみが待っています。日本各地の工芸品に触れ、文化を感じる素晴らしい機会となるでしょう。
地産地匠アワードの同時開催
展示会の初日には、「地産地匠アワード2025」の授賞式も行われます。新たなものづくりを発信するこのアワードでは、受賞作品がその場で発表され、特設ブースに展示されます。地域の伝統技術を集め、新しい視点から工芸の魅力を引き出す試みは、多くの人々にとって刺激となるでしょう。
クラフトの進化を感じるブランド
展示会には、さまざまなジャンルのブランドが参加します。
大館工芸社
樹齢100年以上の秋田杉を使用した「曲げわっぱ」を手掛ける大館工芸社。職人が丹精込めて仕上げた製品は、使用するほどその良さが実感できるアイテムです。
野田琺瑯
1934年創業の野田琺瑯は、シンプルで清潔感のある容器を提供。老舗でありながら、現代の生活スタイルにマッチした商品が魅力です。
工房アイザワ
新潟県燕市から、機能美を追求したキッチンツールを展開する工房アイザワ。デザイン性と機能性を兼ね備えた道具が、料理の時間をより豊かにしてくれるでしょう。
GOURMET SILK
シルクを食する新ブランドのGOURMET SILK。愛知県の無農薬栽培の桑の葉を使った食品は、健康にも配慮した嬉しい選択肢です。
saku
奈良の老舗酢蔵が作るノンアルドリンク「saku」は、食事との相性が良く、深い余韻を楽しむことができます。
サステナブルな取り組み
展示会には、環境に配慮したブランドも多く参加しています。例えば、果物を使った「フルーツバター」を展開するninや、自然に優しいカミソリを製造するNIPPON RIKI KOGYOなど、持続可能な未来を目指す取り組みが進められています。
まとめ
工芸品の多様な魅力を体験できる「大日本市」は、工芸ファンはもちろん、一般の方にも楽しめる展示会です。全国各地の伝統と革新が交差する場で、新たな発見と出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか。ぜひ、あなたの目でその目新しい体験を感じてください。