将棋を通して人生を取り戻す女性たちの物語『MISS KING / ミス・キング』

絆と復讐が交錯する『MISS KING / ミス・キング』の世界

新しい未来のテレビ「ABEMA」で放送中のオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』は、将棋を舞台にした人間ドラマです。主人公・国見飛鳥を演じるのんの熱演にも注目が集まり、劇中の“盤上バトル”が話題となっているのは記憶に新しいところです。今回は、早見由奈役の鳴海唯さんからの独占インタビューをお届けします。

ドラマの魅力とは？

この物語は、天才棋士である父に人生を奪われた飛鳥が、その復讐のために将棋の世界で戦い、自分の人生を取り戻していく姿を描いています。辛い過去に向き合いながらも前に進もうとする彼女の姿は、多くの人が共感できる部分を持っています。

鳴海唯さんが演じる早見由奈もまた、飛鳥に負けない思いを抱えた女性です。彼女は女流棋士としての道を歩む中で、将棋に対する情熱と葛藤を持ちながら成長していくキャラクターです。この二人の女性たちの戦いは、ただの復讐劇ではなく、心の深みを探るヒューマンドラマとなっています。

鳴海唯さんのインタビュー

初めて脚本を読んだときの印象

「復讐をテーマにした物語である一方、将棋を通じて父に対抗する姿が非常に興味深かった」と鳴海さんは語ります。彼女が感じた作品の深さが、共演者との演技の中でも浮き彫りになっています。

のんさんとの共演について

今回のインタビューで鳴海さんは、のんさんとの共演について「飛鳥の存在感がすごく、彼女が心から将棋を指す姿は圧倒されるものがあった」とコメントしています。彼女は以前別の映画でのんさんと共演した経験がありましたが、今回はより深く共演することができたと言います。

将棋の魅力について

鳴海さんはこの作品で初めて将棋に真剣に触れました。「知識ゼロからのスタート」という彼女は、女流棋士たちのエッセイや資料を読み込んで、将棋の深さや魅力を実感したそうです。将棋の一手一手に人生が詰まっている、という感覚は、演技を通じて彼女自身にも影響を与えているのかもしれません。

作品を通じて届けたい想い

「将棋を知らない人にも楽しんでもらえる作品にしたい」と語る鳴海さん。登場人物たちの抱える葛藤に共感し、さらに将棋への興味を持つきっかけになればという思いが込められています。彼女は、視聴者にこの作品を通して人間ドラマとしての面白さを感じ取ってほしいと願っています。

無料配信中の『MISS KING / ミス・キング』

現在、「ABEMA」では『MISS KING / ミス・キング』の第1話から最新話までを全話無料で視聴することができます。まだ観ていない方のために、特別ダイジェストも公開されており、軽やかに物語に追いつけるチャンスです。

この機会に、心揺さぶられるドラマの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。最後まで楽しむことで、将棋という深い世界と、そこに生きる人々のドラマを感じ取れることでしょう。