香道の魅力再発見
2025-10-30 14:02:54

日本香堂450周年記念香会で香道の魅力再発見!

日本香堂450周年記念香会開催の意義



日本香堂ホールディングスが、450周年を祝う特別な香会をフランス・パリとスイス・ジュネーブで開催しました。今回はその重要な取り組みについて掘り下げてみたいと思います。

香会の開催概要



本イベントは2025年9月10日から18日の間、パリ日本文化会館や日本香堂のESTEBANパリのショールーム、ジュネーブの歴史的建物デュフール将軍邸など、各地の格式の高い空間で行われました。特に注目すべきは、フランスの「Kodo Association」やスイスの「Association Suisse-Japon」との共催によって実現した点です。

香道体験の豊かさ



香会では、香道御家流の小畑嘵滉師範と細川堯順師範が、その卓越した技術を披露し、参加者を香の世界へと誘いました。イベントの中心となったのは、450年記念として三條西堯水宗家が創作した新たな組香『麗春香』や、秋にぴったりな『紅葉香』、さらに『羅国 しらべ』など。このような香りの体験は、参加者に深い感動をもたらしました。

また、佐賀県の鍋島焼から生まれた『源氏物語聞香炉』が会を華やかに演出し、最後には会津若松の宮泉銘醸製の記念純米吟醸酒『暁霞-AKIGSUMI-』が振る舞われました。これは日本の香文化を象徴する素晴らしい合わせ技となりました。

高まる国際的関心



香会期間中、延べ約250名の参加者が集まりました。その中でも特に注目されたのは、9月13日に実施された特別香席です。この特別な場には、フランスの政財界の有力者や香水業界の専門家が参加し、大きな盛り上がりを見せました。

日本の香文化がフランス、特に香水の本場の地で受け入れられているのは、香道に対する関心の高さを示すものであり、マインドフルネスや瞑想への関心の高まりとも相まって、香道が持つ精神文化の価値が改めて浮き彫りになっています。

日本香堂の今後の展開



日本香堂グループは、今回の成功を基にKodo Associationとの連携をより深める方針です。フランスを拠点として、より広範囲な施策を展開し、日本の香文化をヨーロッパ全体に広める計画です。香道は単なる嗜好品ではなく、文化的および精神的な価値を有するものであり、その可能性は計り知れません。

結論



日本香堂450周年記念香会は、ただの周年イベントではなく、香道の精神文化が国際的に評価される大きな一歩となりました。フランスにおける受け入れから、香道がヨーロッパでの新たな文化的フロンティアを切り開くことが期待されています。この経験が、今後の香道の普及にどのように寄与していくのか、その行方が楽しみです。


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