紅天神の生どら焼き誕生秘話
2026-04-24 11:38:33

卒業生の夢が形に!紅天神を活かした生どら焼きの誕生秘話

卒業生の夢が形に!紅天神を活かした生どら焼きの誕生秘話



2025年初夏、長崎県諫早市で始まった「ビジネス活性化プロジェクト Can Show」。このプロジェクトの主役は、諫早商業高校の松尾日和さん、山口凛寧さん、秋山結楽さんの3人です。彼らは、地域特産の素材を活用した新たな商品を開発するために、老舗の杉谷本舗とタッグを組みました。目指したのは「ここにしかない味」—それを実現するために彼らが見つけたのが、たきキャロットファームのブランドにんじん「紅天神」でした。このにんじんは、臭みがなく、甘みが強く、さわやかな風味が魅力です。

1. 地元の宝を探し続けた試行錯誤の旅



高校生たちは最初、「キャロットケーキ」のアイデアをもとにしたキャロットカステラに挑戦しました。しかし、にんじんの美味しさが引き出されず、思い悩む日々が続きます。そんな折、杉谷本舗の生どら焼きを味わった松尾さんが、"紅天神を使ってみては?"というひらめきを得ることができました。このアイデアがきっかけで、商品開発は新たな方向へ進むことになります。

2. 形にするための継続的な挑戦



2026年1月、3人は授業発表の日を迎えましたが、製品完成には至らず、しかしその熱意は失われませんでした。彼らの活動は地元メディアに取り上げられ、多くの注目を集めるようになります。その後も卒業を迎えた3人は、新たな道を進みながらプロジェクトの継続を選択しました。「良いものを最後まで形にしたい」という熱意が彼らを支え、ついに商品発売の日を迎えることとなりました。

3. 紅天神の生どら焼きの特徴



製品の特徴は、杉谷本舗のカステラ職人が焼き上げたしっとりとした生地に、ホイップクリームと小倉あん、そして紅天神のシロップ煮を重ねた二層構造になっています。食べると、にんじんらしい風味と食感がしっかりと感じられる一方で、くさみや苦みがまったくありません。自然な甘みだけが広がります。実際に「にんじんが嫌い」と言っていた人でも美味しく食べていただけると好評でした。

鮮やかな紅色のにんじんとクリームのコントラストが美しいこのどら焼きは、ビジュアルでも楽しめます。

4. 杉谷本舗について



江戸文化8年(1811年)に創業した杉谷本舗は、長崎県に根差した老舗のお菓子店です。長い歴史の中で「おこし」をはじめ、さまざまなお菓子を手がけ、多くの賞も受賞してきました。現在の八代目である達成氏は、「真心・伝統・革新」を基軸に、技術を守りつつ新たな挑戦を続けています。

5. 地元の輪が生んだ奇跡



このプロジェクトに関わったすべての人々の協力と情熱が、紅天神の生どら焼きを形にしました。若い感性と熟練した技術が見事に融合し、まったく新しい美味しさが誕生しました。2026年4月25日には道の駅「251いいもりじゃがーロード」で先行販売が開始されます。地元の人々と共に喜びを分かち合うこの商品は、諫早の新たな名物として多くの人に愛されていくことでしょう。


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