初開催！食の安全と物流効率をテーマにした業界総合展が東京で実現に向けて加速

初開催の食品物流＆3PL総合展 2026

2026年9月30日から10月2日まで、東京ビッグサイトにて「食品物流＆3PL総合展 2026」が初めて開催されます。この展示会は、食品物流の専門分野にフォーカスし、業界の深刻な課題に対応するために立ち上げられました。主催は、東京を拠点とする株式会社イノベントで、同社は20年以上にわたり食品関連の展示会「FOOD STYLE JAPAN」を運営してきた実績があります。

食品物流が抱える深刻な課題

日本では品質の高い食品への需要が増している一方で、食品物流にはさまざまな課題が横たわっています。特に物流コストの高騰やドライバー不足といった問題は、深刻な影響を及ぼしています。また、高度なコールドチェーンの維持や、消費期限の管理に関連する業務負荷の増加も課題の一つです。

2024年問題に対応するための新たな対策

2024年以降、輸送能力が33%減少する可能性があるため、企業は食材の鮮度や衛生管理だけでなく、AIやDX、共同配送、省エネ設備などを活用した構造的なテクノロジーの導入を急がなければなりません。特に食品物流においては、効率的な運営が求められています。これは、業界の持続可能な発展にとって不可欠です。

セミナーやシンポジウムで知見を共有

展示会では、専門企業が出展し、最新の物流ソリューションや技術を披露します。また、セミナーやシンポジウムも計画中で、参加者にとって貴重な学びの機会となるでしょう。参加業者同士のネットワーキングも可能で、新たなビジネスチャンスの創出が期待されます。

出展対象について

出展者には、物流事業や倉庫設備、冷凍・冷蔵技術、IT技術などが含まれます。食品業界の商社や卸業者、外食産業、中食業、物流事業者、そして行政機関などが対象となる来場者です。これにより、様々な業種が集まり、課題解決に向けた対話や情報交換ができる場となります。

参加・出展するメリット

この展示会は、食品物流に特化した業界関係者が一堂に集まるため、直接的なビジネス接点を持つことができます。同時開催の「FOOD STYLE JAPAN」と組み合わせることで、新規商談の機会も大いに広がります。また、業界全体の改善に寄与するためのソリューションを一括で提供することができるため、出展企業にとっても様々な利点があります。