バーバパパ陶芸体験
2025-09-04 10:58:40

心を重ねる陶芸体験!バーバパパとの特別なコラボ報告

心と土がつなぐ!バーバパパとの特別陶芸ワークショップ



2023年8月10日、金沢にある国立工芸館で「想いをぎゅっとやきものワークショップ」が開催されました。この特別なイベントは、フランス生まれのキャラクター「バーバパパ」と日本の伝統的な陶芸が織りなすコラボレーションとして注目を集めました。

バーバパパの魅力とは


1970年に生まれたバーバパパは、数学者と建築士の出会いから生まれたキャラクターです。自由に形を変えるその不思議な存在は、世界中で愛されています。「バーバパパ」とその家族が描く物語は、たくさんの人々に温かいメッセージを届け、クリエイティビティを刺激しています。

ワークショップの流れ


この日、参加したのは小学生32名。最初に陶芸家の大樋長左衛門さんからレクチャーが行われ、子どもたちは土に触れる前に「大切な人を思い浮かべて心を整える」特別な時間を持ちました。この意図は、単に土を使うだけではなく、誰かを思う心を持ちながら作品を作ることの重要性を体感することです。

陶芸体験のスタート


ワークショップは、まず1キロの土を半分に分け、前半は茶碗作りに挑戦。その中で子どもたちは、手が上手くいかないこともありましたが、さまざまな形を持つ茶碗が次々に出来上がりました。独特な形は、子どもたちの個性や思いが反映されています。

次に自由制作に入ると、茶碗をさらに一つ作る子、動物やキャラクターの置物を作る子とそれぞれ発想が広がり、会場は笑顔と楽しさに包まれました。使用したのは焼き物用のしっとりした土で、普段の粘土とは一線を画す特別な感触です。「形にする」ことや「想いは廻る」という体験が、子どもたちに新たな喜びをもたらしました。

結びつく心と作品


この特別なワークショップを通じて、子どもたちがバーバパパと共に作った作品は、単なる土の塊ではなく、それぞれの思いを込めた大切なものでした。陶芸を通じて、誰かを思いやる心が育まれるひとときは、参加者にとって忘れられない記憶となったことでしょう。

国立工芸館の役割


1977年に設立された国立工芸館は、日本の工芸とデザイン作品を専門に取り扱う美術館です。2020年には金沢に移転し、国内外の工芸品を広く紹介する活動を続けています。ワークショップは、そのような活動の一環として、未来のクリエイターたちが触れる機会を提供しているのです。

この日、バーバパパとの陶芸体験を通じて、子どもたちの心に残る特別な思い出が紡がれました。これからも、工芸の楽しさや土の温かさを感じながら、ますます多くの人々が陶芸と愛情に触れ合っていけることを期待しています。


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