バレンタインデーに見る婚活マッチングアプリの新たな動向

バレンタインデーが近づくと、恋愛や出会いを求める人たちにとって特別な日となります。株式会社リクルートが運営する婚活サービス『ゼクシィ縁結び』は、その利用者を対象にバレンタインデーに関するアンケートを実施しました。この調査の結果をもとに、婚活中の男女の新しいバレンタイン事情をお伝えします。

婚活マッチングアプリにおけるギフト事情

2月14日のバレンタインデーに向けて、婚活マッチングアプリで出会った相手にギフトを贈る予定があるか尋ねたところ、なんと65.0%が「はい」と回答しました。そのギフトの中身には、お菓子や食品、化粧品といった消費されるアイテムが多く見られました。特に、お菓子は最も人気のあるギフトの選択肢で、消えてしまう商品が好まれる傾向が明らかになりました。

さらに、ギフトの選定を行う際の理由として、「相手に気を使わせないものを選びたかった」という意見が半数以上を占め、実際に渡す際の心遣いが強く表れていることがわかります。これからも、気軽に交換できるギフトが、婚活において重要な要素であることは間違いないでしょう。

変化するバレンタイン文化

日本の伝統的なバレンタインデーは、女性が男性に対して気持ちを伝える日として広く知られていますが、最近の調査結果からは、新たな変化の兆しも見えてきました。「バレンタインに男性からのギフトや気持ちの伝達があっても良いと思いますか？」という質問に対し、86.0%の人が「はい」と答えました。この結果は、婚活マッチングアプリを利用しているユーザーたちの柔軟な考え方を反映しており、将来的には男性からのギフトも当たり前になる可能性を示唆しています。

アンケートの概要

このアンケートは、2025年1月24日から1月31日の一週間にわたってインターネットで行われ、男女100人からの有効回答が得られました。調査対象は20代から60代の男女で、調査機関は株式会社リクルートです。

使用する婚活サービス『ゼクシィ縁結び』とは

『ゼクシィ縁結び』は、出会いを希望するすべての人が理想のパートナーを見つけるための総合婚活サービスです。婚活が身近で当たり前になった現代において、出会いをサポートするために、2023年12月時点で210万人以上の累計会員を誇ります。

このアプリでは、価値観マッチ機能やデート調整代行など、多彩な機能を提供しています。特に、2024年7月から導入予定の「結婚観マッチング機能」は、利用者が自分の結婚観を簡単に表現できるようにするもので、より良いマッチングを目指しています。