九十九島グループの新しいコーポレートロゴとその背景
株式会社九十九島グループはこの度、コーポレートロゴを刷新しました。代表取締役の阪本良一氏が語る背景には、長い歴史とその中で培った地域への愛情、新しい食文化の創造という理念がありました。
歴史と伝統を辿る
九十九島グループは、昭和23年に長崎県佐世保市で小さなお菓子屋として始まりました。当時は甘いものが少なく、粗糖を持ち寄ってはお菓子に加工するという作業が行われていました。この時代の厳しい状況の中で生まれた「九十九島せんぺい」は、地域に愛される名物として育てられ、今では70年以上が経過しました。
当時から続く「世の中にない新しい名物を作る」という挑戦は今も変わらず、地域のお客様も、全国のお客様も、その美味しさを求めて九十九島グループのスイーツに足を運んでいます。
新ロゴに込めた想い
新しいコーポレートロゴのデザインには、親しみやすさとレトロ感を融合させた書体が用いられています。このデザインは、地域に寄り添い、美味しいお菓子をお届けするという理念が色濃く反映されています。特に、旧ロゴの亀甲の六角形を取り入れつつ、和と洋の調和を意識したデザインが目を引きます。
ロゴのデザインに秘められたメッセージ
丸みを帯びた六角形は、九十九島グループとお客様との「輪」を象徴し、様々なご縁を結んでいるというメッセージを込めています。また、中央に配置されているラインは、漢数字の「九十九」を図形化したものであり、動きと挑戦の象徴として、フレームの外にはみ出しています。これは、枠にとらわれずに成長し続ける企業姿勢を表しています。
未来に向けた展望
九十九島グループは、2025年4月までに企業価値の向上とグローバル展開を視野に入れており、この新しいロゴはその第一歩となるでしょう。全てのお客様に対して、より多くの笑顔をお届けすることを目指し、伝統と革新を絶えず大切にし続けていく姿勢が伺えます。
会社概要
株式会社九十九島グループは、長崎県佐世保市に本社を構え、九十九島せんぺい本舗やタンテ・アニーなど、様々なブランドを展開しています。地域の特性を活かした商品作りだけでなく、全国そして世界に向けた展開をすることで、さらなる成長を遂げることを期待されています。
この新たなロゴの背後には、歴史あるお菓子製造の伝統と、未来へ向けた挑戦の物語が詰まっています。その想いを胸に、九十九島グループが今後どのような展開を見せるのか、目が離せません。