食の多様性と空港
2025-09-18 11:39:18

中部国際空港が取り組む多様な食文化と空港飲食店の新たな展開

中部国際空港が食の多様性に対応する新たな取り組み



中部国際空港(セントレア)では、世界中から訪れる旅行者への多様な配慮を行い、最新のトレンドに適応しようとしています。特に注目されるのは、食の多様性への対応です。2025年に愛知県で初めて開催される「ツーリズムEXPOジャパン」に際し、空港内の飲食店がベジタリアン、ヴィーガン、ムスリム向けのメニューを揃えたことが、この国際イベントにおける大きな特徴です。

ツーリズムEXPOジャパンとは?



ツーリズムEXPOジャパンは、2014年にスタートした日本最大級の観光総合イベントです。国内外の観光地や地域が集まり、旅行業界の関係者や一般客が一堂に会する場として有名です。2025年の開催に向けて、入場者数の目標は約10万人と、国際的な関心も高まっています。

多様な食文化の受容ときっかけ



中部国際空港株式会社は、ツーリズムEXPOジャパンを機に国内外から訪れる多様な文化の持ち主を迎え入れる体制を整えています。空港内の飲食店では、既にヴィーガン認証やハラル認証を得ているメニューが用意されており、さらにNPO法人ベジプロジェクトジャパンおよび一般社団法人ハラル・ジャパン協会と連携することで、質の高いメニューを取りまとめて提供します。

新たに整備された店舗一覧



以下の飲食店は、それぞれベジタリアンやヴィーガン、ムスリム向けメニューを提供しています。

1. Royal Host centrair gourmet kitchen
- 所在地: 第1ターミナル4階レンガ通り
- 営業時間: 9:00~21:00
- 対象メニュー: バターチキンカレー(ハラル認証)やヴィーガルペンネ(ヴィーガン・ハラル認証)など。

2. 海膳空膳
- 所在地: 第1ターミナル3階国際線制限エリア
- 営業時間: 7:00~22:20
- 特徴: ヴィーガンメニューからハラル認証を取得したアイテムまで多彩です。

3. Mega Kebab
- 所在地: 第1ターミナル4階フードコート
- 営業時間: 7:00~21:00
- 特徴: ピタミディアムチキンやロールケバブなど、ハラル対応メニューが充実。

4. まるは食堂
- 所在地: 第1ターミナル4階ちょうちん横丁
- 営業時間: 10:00~21:00
- 対象メニュー: ノーミートの潮騒定食や、お刺身定食などが提供されます。

5. 田楽茶屋くすむら
- 所在地: 第1ターミナル4階ちょうちん横丁
- 営業時間: 9:00~21:00
- メニュー: ヴィーガンやベジタリアン向けメニューが豊富にラインナップ。

6. 覚王山フルーツ大福弁才天
- 所在地: 第1ターミナル3階出発ロビー
- 営業時間: 7:00~21:00
- 特徴: フルーツ大福がベジタリアン及びヴィーガン向けとして人気。

7. サブウェイ
- 所在地: 第1ターミナル2階到着ロビー
- 営業時間: 7:00~22:00
- 対象メニュー: ヘルシーなサンドイッチが豊富で、ベジタリアン向けメニューも揃っています。

8. フルーツジュース果汁SORA
- 所在地: フライト・オブ・ドリームズ2階シアトルテラス
- 営業時間: 平日11:00~17:00/土日祝11:00~18:00
- 特徴: 使用しているフルーツはヴィーガン及びベジタリアンに配慮。

9. カレーハウスCoCo壱番屋
- 所在地: 第1ターミナル4階フードコート
- 営業時間: 7:00~21:00
- メニュー: ベジカレーが用意されており、ヴィーガン及びノーミート対応の選択肢があります。

空港オリジナルマークの導入



さらに、ハラル未認証やヴィーガン未認証であっても、対応メニューとしてNPO法人の確認を受けた商品には、わかりやすい空港オリジナルマークが表示されます。これにより、旅行者が安心して食事を選べる環境が整います。

将来的な展望



中部国際空港株式会社は、これからも様々な文化を受け入れる国際的な空港としての役割を強化していくとともに、すべてのお客様に快適で障壁のない体験を提供するため、日々努力を続けていきます。旅行者が安心して利用できる空港を目指し、今後も新しい取り組みを展開していくことでしょう。


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