rebakeが受賞
2025-02-18 15:57:48

パンの廃棄削減を目指すrebakeが墨田区SDGsアワード受賞

パンの廃棄削減を掲げる「rebake」が受賞



合同会社クアッガが運営する「rebake」は、2024年12月20日、墨田区主催の「すみだSDGsアワード」を受賞しました。この活動は、賞を通じて地域のSDGs推進を深化させることを目的としています。

rebakeは、全国のパン屋さんから、売れ残る可能性のあるパン「ロスパン」を集め、そのパンを必要とする人々に届ける通信販売プラットフォームです。2022年からは墨田区を拠点とし、地域活動にも力を入れてきました。特に、地元でのロスパンマルシェを通じて、地域の方々と一緒に楽しみながら食品ロスを削減する努力をしています。

受賞の背景には、rebakeが過去5年間にわたり累計800トンの食品ロスを削減してきた実績があります。2030年を目指し、さらに100トンの削減を計画中です。このような取り組みが評価され、SDGs推進のモデルケースとして「すみだSDGsアワード」を受賞しました。

すみだSDGsアワードとは?



「すみだSDGsアワード」は、墨田区内でSDGs宣言を行った企業や団体の中から、特に優れた活動を表彰する制度です。この表彰により、地域のSDGs推進をさらに進めていくことを目指しています。2024年には9者が受賞し、2者に準アワードが授与される結果となりました。

受賞に至った思いとこれからの展望



rebakeの代表である斉藤優也氏は、「この受賞を通して、より多くの方々に食品ロスの問題を知っていただけたら嬉しい」と語ります。彼らの目標は、パン業界の廃棄物削減だけでなく、地域社会全体に影響を与えることです。今後は、パン屋さんとの連携を強め、他の食材にも展開を広げていく考えです。

また、2024年2月20日に行われる授賞式では、受賞団体による取り組みの発表会や、他団体との交流を通じたネットワークづくりが行われる予定で、このイベントは誰でも参加可能です。

rebakeの仕組みと魅力



rebakeでは、廃棄される運命にある美味しいパンを、消費者へ届けることでフードロスを減少させる取り組みを行っています。利用者は、全国各地の困りパンを自宅で楽しめるだけでなく、食品ロスの解消にも寄与できます。パン屋側も、心の負担が減ると同時に、売上増加を後押しされています。

今後もrebakeは持続可能な社会の実現に向けて、全国のパン好きやパン屋さんとともに活動を続けていく意向です。廃棄されたパンの削減と、地域の活性化を両立させるこのプロジェクトから目が離せません。詳細は、rebakeの公式サイトやSNSでチェックできます。


このような取り組は、私たちが食品ロスを意識し、持続可能な生活を送るための大切な一歩となるのです。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 食品ロス rebake SDGsアワード

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。