神戸市とワールドによるSDGsキャンペーンの成功
株式会社ワールドと神戸市経済観光局が共同で実施した「ワールド エコロモ キャンペーン×神戸市SDGs」。このプロジェクトは、社会における持続可能な発展目標(SDGs)の推進を目的としたもので、神戸市内の13の市営地下鉄駅に設置された「エコロモ 回収ボックス」を通じて行われました。くり返しになりますが、エコロモとは「エコロジー」と「衣(コロモ)」を組み合わせたワールド独自の言葉であり、不用な洋服にも価値があるとの思いから始まりました。
衣料品回収の成果
このキャンペーンは2025年1月10日から3月28日までの78日間にわたり実施され、神戸市民の皆様の協力のもと、合計27,051枚の衣料品が回収されました。これらの衣料品はリユース及びリサイクルを経て、最終的には約441,819円の収益が得られました。この金額は、神戸市児童養護施設連盟へ寄付され、地域の子どもたちの支援に役立てられました。
贈呈式の様子
2025年7月4日、神戸市役所にて贈呈式が行われました。この場には神戸市児童養護施設連盟の会長である波来谷徹生氏と、ワールドのグループ執行役員SDGs推進室の室長、八木恵美子氏が出席しました。彼らのあたたかい言葉と共に、地域との連携の大切さを再確認し、未来に向けた希望の灯火がともされた瞬間でもありました。
エコロモ 回収ボックス
エコロモ回収ボックスは神戸市の地下鉄13駅に設置されています。具体的には、西神・山手線の三宮、湊川公園、新長田、板宿、妙法寺、名谷、学園都市、西神南、西神中央、加えて、海岸線の三宮・花時計前、ハーバーランド、和田岬、新長田がその対象です。地元の市民のみならず、周辺地域から訪れる多くの人々への周知にもつながり、参加者の輪が広がりました。
ワールドのCSR活動
株式会社ワールドは2009年に始めた「ワールド エコロモ キャンペーン」を通じて、衣料品のリサイクル・リユース活動を進めています。これまでに1,861万点以上の衣料品が回収され、その売上は未来を担う子どもたちの支援へと寄付されています。この活動を通じて、リサイクルの意義を広め、環境保護や地域貢献へも力を入れています。
まとめ
神戸市とワールドによる「エコロモ キャンペーン」は、地域社会と企業が協力して持続可能な未来を目指す素晴らしい取り組みです。私たちもこのような活動に参加し、日常から持続可能な選択をしていくことが求められています。今後もこうしたプロジェクトが広がり、より多くの支援の手が子どもたちへ届くことを期待します。