マックスマーラが選んだ未来の顔、モード・アパトウ
2025年、「WIF Max Mara Face of the Future Award®」の受賞者として、女優、脚本家、監督のモード・アパトウが発表されました。このアワードは、芸術的な才能とスタイルを兼ね備えた若手女優を称えるもので、授与式は2025年11月6日に予定されています。
マックスマーラの創業者の孫娘であるマリア・ジュリア・プレツィオーゾ・マラモッティは、モード・アパトウを迎えることを誇りに思うとし、彼女の才能と独自のスタイルがマックスマーラの哲学そのものであると述べています。特に2025年はアワードが20周年を迎える年であり、女性の才覚を引き立てるび大切な年となります。
WIFのCEOであるカーステン・シェイファーも、モード・アパトウがこの特別な年の受賞者にふさわしい存在であると強調します。彼女は最近自身の監督デビューを果たし、起業家としての活動を通じて多くの女性の業界でのリーダーシップを支援しています。WIFとの20年にわたるパートナーシップに心から感謝し、この節目をモード・アパトウのような素晴らしい才能と共に祝えることを大きな喜びとしています。
モード・アパトウは、『ユーフォリア』での「レクシー・ハワード」役で広く知られており、HBOのエミー賞およびBAFTAにもノミネートされています。
2024年には、クリエイティブパートナーのオリヴィア・ローゼンブルームと共に映画制作会社「Jewelbox Pictures」を設立しました。彼女の監督デビュー作『Poetic License』は、トロント国際映画祭でプレミア上映され、期待が寄せられています。さらに、昨年にはオフ・ブロードウェイでの舞台デビューを果たし、ロンドンの名作『キャバレー』にて見事な演技を披露しました。
WIFとMax Maraの歴史
Women in Film(WIF)は1973年にロサンゼルスで設立され、50年以上にわたりジェンダー平等の実現に向けた活動を行っています。彼女たちはハリウッドにおける女性の地位向上を目指し、キャリア支援プログラムや研究活動を推進しています。WIFは、映画やテレビ業界において女性が平等に機会を得られるよう努力しています。
「WIF Max Mara Face of the Future Award®」は2006年に創設され、キャリアの転機を迎えつつある女優を対象に、その業績とコミュニティへの貢献を称えるものです。これまでには、ジョーイ・キングやリリ・ラインハートなど、多くの才能ある女性が受賞しています。
マックスマーラのブランド哲学
マックスマーラは1951年にイタリアで創業され、クオリティを最優先にした製品作りが特徴です。アウターウェアからアクセサリーまで、女性が心から求める衣服を提案しており、現在は世界中で展開しています。このブランドは、女性のスタイルと優雅さを引き出すことに力を入れています。
モード・アパトウの受賞によって、次世代の女性たちが自分自身を表現できるような社会が少しでも進展することを期待しています。