ダイナンが2025年度グッドデザイン賞を受賞!新たなブランディングプロジェクトの挑戦
株式会社ダイナン(大分県大分市)が、2025年度グッドデザイン賞を受賞しました。この栄誉は、2021年から続けているブランディングプロジェクトの成果として評価されたものです。
ブランディングプロジェクトの始まり
ダイナンは、2021年に企業の理念やスローガン、行動指針を明確にし、ビジュアルアイデンティティ(VI)を設計することからプロジェクトをスタートしました。その後、この新しいデザインはユニフォームや従業員の休憩空間、社屋の外壁塗装など、多岐にわたる取り組みに拡大されていきました。
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみで、60年以上にわたり多くのブランドに愛されてきました。
縫製業界の課題とダイナンのエフォート
縫製業界全体が抱える人手不足や高齢化が進む中、ダイナンは「縫製の価値を社外へ伝える」ことや「社内のモチベーションを上げる」ことを狙い、ブランディングを進めてきました。これにより、技術継承や人材獲得に貢献することが期待されています。
特徴的な取り組み
企業理念の策定と発信
「手で考え、心を動かす」というスローガンを掲げ、縫製の魔法のような力や社員の想いを明文化しました。これらは、コンテンツプラットフォーム「note」を通じて外部に発信されています。
社員が誇りに感じるロゴとデザイン
大分県の風土を反映したコーポレートロゴを作成。ウェブサイトは新規顧客獲得や採用に向けたデザインを意識しつつ、社員ファーストな視点も取り入れています。
休憩空間「大広間」のリニューアル
社員のためのリラックススペースとして「大広間」を改装。大勢の社員が集えるような包容力のある空間を提供し、度々交流イベントが行われています。
ユニフォームの刷新
久留米絣を用いたユニフォームのプロジェクトでは、社員がカスタマイズ可能な要素が盛り込まれています。これにより、伝統的な製品を身近に感じ、意識を高める取り組みが進んでいます。
プロジェクトの成果
2025年に実施した社員アンケートでは、仕事に対する誇りや意識が高まったとの声が多数寄せられました。この取り組みによって、ダイナンの認知度・信頼感も向上し、国内のファッションブランドからも依頼が増えています。
グッドデザイン賞審査委員の評価
審査委員からは、企業理念の刷新や社員の愛着を育む取り組みが高く評価されています。特に、久留米絣を使ったカスタマイズユニフォームや社員の声を反映した施設の改修が、業界の課題解決につながるとして賞賛されています。
今後の展望
ダイナンは、今回の受賞を励みに、働きやすさの向上と誇り育成に努め、情報発信にも力を入れていく考えです。
お知らせ
「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」では、全受賞作品の展示が行われます。ダイナンも参加し、久留米絣のユニフォームや会社案内冊子を展示予定です。ぜひこの機会にお立ち寄りください。
- - 開催場所: 東京ミッドタウン
- - 期間: 2025年11月1日(土)~11月5日(水)
- - 時間: 10:00~19:00(11月5日のみ18:00まで)
連絡先
株式会社ダイナン
大分県大分市大字中戸次4539-15
Tel: 097-597-7777(月〜金/8:00〜17:00)
Fax: 097-597-5323
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