前田紗希が創り出す三角形のアート
ルミネ新宿にあるアートスペース「WALL_shinjuku」で、前田紗希の個展「structural mechanics」が2026年3月7日(土)から開催されます。この催しは、エイベックス・クリエイター・エージェンシー(ACA)が主催し、ルミネとのコラボレーションによるもので、アートを通じて新たな視点を提供することを目的としています。
前田紗希は、これまで三角形という形をモチーフに作品を制作してきました。彼女はペインティングナイフを用いて、油絵具を幾重にも重ねる技法で、時の流れや痕跡を描き出します。個展では、過去の作品だけでなく、昨年から取り組んできたドローイング作品も展示され、彼女の実践とリチャード・バックミンスター・フラーの思想が交わる空間を演出します。
具体的には、会場にはこれまでの絵画作品3点と新作が展覧されます。特に注目すべきは、ルミネ新宿の50周年を記念し、ブランドカラーである「ブルー」を意識した作品です。空間にはフラーの提唱する「ジオデシック・ドーム」を想起させる三角形の構造が配置され、視覚的にも楽しめる工夫が施されています。
同展の初日、3月7日(土)の11:00から13:00には、前田自身も会場に在廊します。アートを愛する方々は、この機会に直接彼女と交流し、作品についての話を伺うチャンスです。
また、バックミンスター・フラーの影響を受けた彼女の作品は、「全体的に思考して、局所的に行動せよ」というフラーの言葉にも通じます。フラーが提唱したジオデシック・ドームは、三角形を基本にした構造体で最大の強度を実現する様子が、前田の作品制作にも反映されているのです。彼女は、設計図なしに線や面を引き続け、行動の積み重ねが一つの作品を生み出す過程を大切にしています。
全体と部分の関係性を模索し、最小限の行動で最大限の効果を上げる力をアートに託けて再現しようとする前田の姿勢は、現代アートシーンにおいても新たな可能性を感じさせます。アートが持つ力、そしてそれを通じて紡がれる人々との関係性を体感していただける機会となることでしょう。
この個展を通じて、前田紗希の新境地をぜひ体感してください。アートの新しい形と彼女の視点を垣間見ることのできる貴重な機会ですので、ぜひ足を運んでみてください。
展示概要
- - 展覧会名: 前田紗希 個展「structural mechanics」
- - 会期: 2026年3月7日(土)から2026年6月まで
- - 時間: 11:00-21:00
- - 入場: 無料・予約不要
- - 会場: WALL_shinjuku(ルミネ新宿ルミネ2‐2F)
- - HP URL: art展覧会の詳細はこちら
この特別なイベントに参加し、前田紗希が描く三角形の世界を一緒に探究しましょう。