オイシックス・ラ・大地、プライド月間に多様性支援を強化
2023年6月、食品サブスクリプションサービスを展開するオイシックス・ラ・大地株式会社が、月間プライド(Pride Month)に合わせてLGBTQ+の理解と支援に向けた新たな取り組みを開始しました。これは、パナソニックコネクト社とプライドハウス東京が主催する「Pride Action30」プロジェクトに初めて参加することで、社会全体へのメッセージを強化するものです。
プライド月間に向けた背景
オイシックス・ラ・大地は、事業の拡大と共に多様性を豊かにし、現在では23か国からのメンバーが在籍しています。この多様性は、企業が掲げる基本姿勢にも表れており、性別、国籍、セクシュアリティなどの違いに関係なく、すべての人の人格や人権を尊重することを大切にしています。
このような考え方に基づき、同社はダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DE&I)を強化するための取り組みを進めています。具体的には、LGBTQ+に対する理解を深めるための部会を設置し、社会との繋がりや事業成長につながる活動を展開しています。
「Pride Action30」への参加
1.
企業連合プロジェクトの具体的取り組み
オイシックス・ラ・大地は、「Pride Action30」に参加し、社員一人ひとりがLGBTQ+の当事者に対する理解を深めるよう促す取り組みを行います。具体的には、本社オフィス内にPOPの掲示や特設コーナーを設置するなどし、皆が安心して働ける環境作りを推進しています。
2.
レインボーバナーの掲示
グループ会社の社屋には、虹色のバナーが設置され、訪れる人々に対して同社がアライであることを示すことで、LGBTQ+コミュニティを支援しています。
3.
特別仕様のダンボール
2025年にサービス開始25周年を迎えるオイシックスでは、カラフルな虹色のダンボールを用いて商品を配達します。この取り組みは、食び業界においても多様性と新しい価値観の共存を目指す意図が込められています。
これまでの取り組み
オイシックス・ラ・大地は、これまでにもLGBTQ+への理解を深めるための研修や調査を定期的に実施してきました。全社員を対象にした匿名調査では、LGBTQ+への理解が85%の社員によって「進んでいる」と評価されています。また、社内アライサークル「PRiSM!」を設置し、学びや交流の場を提供しています。
まとめ
オイシックス・ラ・大地は、LGBTQ+の理解を深める活動を積極的に進めており、これにより多様性を尊重した企業文化を醸成することを目指しています。今後もさらなる取り組みを通じて、食を通じた新しい価値観を社会に広めていくことでしょう。在り方を変えていく企業の姿勢に、多くの人が期待を寄せています。