子どもたちの歴史演劇
2025-02-11 08:06:22

子どもたちの勇気と表現が輝く舞台『沼小ブラックジョーカーズ!』

沼学生たちの舞台がついに開幕!



群馬県の沼田小学校で、4年生たちが中心となって制作した歴史演劇『沼小ブラックジョーカーズ!~戦国時代の沼田小学校にタイムスリップ!?の巻~』が2025年2月14日に開催されます。この公演は、劇団アフリカ座との協力によって実現し、子どもたちが地元の歴史を楽しく学びながら、表現力を磨く貴重な機会となっています。

実施詳細


この演劇プロジェクトは、演じるだけでなく、舞台セットや小道具の制作、宣伝活動にも積極的に取り組み、子どもたち全員が参加する形で進行しています。公演は以下の日程で行われます:
  • - 実施日: 2025年2月14日(金)
  • - 開演: 10:20(開場10:00)
  • - 終演予定: 11:05
  • - 会場: 沼田小学校体育館(群馬県沼田市西倉内町746番地)

観劇希望の方は、入場無料ですが、直接学校へ足を運んでいただく必要があります。

演劇の裏側


このプロジェクトは、2024年9月に劇団アフリカ座が小松姫を題材にした舞台を上演する際、観た子どもたちが「自分も舞台に立ちたい!」と感じたことがきっかけで始まりました。子どもたちはその夢を実現すべく、脚本を短縮し、演技指導を受けながら準備を進めてきました。9月以降、毎週のように台本を手にして稽古に励んできた彼らの努力が、ついに素晴らしい形となって花開こうとしています。

あらすじと持つ意味


物語は、悪戯ばかりしている子どもたちが「門の童」と名乗る不思議な子供の導きによって戦国時代の沼田城にタイムスリップするところから始まります。そこで彼らは小松姫が示した勇気と判断力に触れ、成長を遂げる様子が描かれています。このストーリーは、4年生が自分たちで考えたもので、地元の歴史を身近に感じる良い機会でもあります。

沼田小学校はかつて沼田城の跡地に建てられており、その校門は小松姫にまつわる歴史と深く結びついているシンボルです。しかし、それほど知られていない地元の歴史を学ぶために、空間として生かされるこの特別授業によって、子どもたちは新たな価値を感じることができるのです。

背景とコミュニティの力


沼田小学校は「子どもたちが自主的に考える」ことを大切にした教育方針を採用しており、劇団アフリカ座もその理念を支援する形で関与してきました。団体全体として、地域や学校との連携を大切にし、演劇や芸術がもたらす学びの機会を広げる活動に力を入れています。

そして、本公演が実現するまでの道のりは、さまざまな協力者の力を借りた結果でもあり、地域のメディアでも取り上げられています。子どもたちが多くの人々との繋がりを感じながら、自分たちの演劇を創り上げていく姿勢は、地域の絆を深める大切な一歩となるでしょう。

劇団アフリカ座の紹介


劇団アフリカ座は、2008年に設立され、コメディや歴史もの、青春ものなど多彩な作品を手がけています。特に教育プロジェクトに注力しており、小学校や学童保育での公演や、キッズ観劇DAYを開催することで、演劇の魅力を次世代に伝える活動を展開中です。また、オンライン配信にも力を入れ、全国どこからでもその舞台を見ることができる環境を整えています。

公演の成功を願って、ぜひ皆さんも沼田小学校の4年生たちの勇気と表現を見届けてください!


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