中平穂積回顧展
2026-07-09 19:40:46

中平穂積の軌跡を辿る追悼回顧展「THE TRAJECTORY OF JAZZ」

中平穂積の軌跡を辿る追悼回顧展「THE TRAJECTORY OF JAZZ」



2024年12月1日、世界的なジャズフォトグラファー中平穂積が88歳で逝去しました。その彼を偲び、初の追悼展「THE TRAJECTORY OF JAZZ ― Jazzの軌跡 ―」が2026年8月25日からフランス・パリと東京(浜離宮恩賜庭園)で同時開催されます。この特別な回顧展は、彼の功績を讃え、作品の持つ芸術性を国際的に発信することを目的としています。

中平穂積は1961年から40年以上にわたり、アート・ブレイキーやジョン・コルトレーン、マイルス・デイビス、ビル・エヴァンス、セロニアス・モンクといったジャズの巨星を撮影してきました。また、彼は著名なジャズ喫茶「DIG」と「DUG」のオーナーであり、世界中のジャズ文化を支える重要な存在でした。彼の写真はレコードやCDジャケット、映画にも多く使用され、今なお高く評価されています。

本展には、フランスのアートネットワーク「ギャラリー・ジョセフ」との協力があり、展示はパリの動的な現代的環境と、東京の浜離宮恩賜庭園内の静謐な歴史的場所で行われます。この二都市での開催は、現代と歴史、動と静の対比を表現しながら、中平が捉えたジャズの魅力を多くの人々に届けることを目指しています。

展覧会は、現代アートの一分野としてジャズ写真を再定義し、その芸術性を広く認知させる機会となります。また、この展示は中平穂積が尊敬して止まなかった写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソンの「決定的瞬間」の概念からも影響を受けています。彼は生涯にわたりフランスでの展示を望んでいたため、この回顧展はその夢を実現するものでもあります。

中平穂積の膨大な作品は、時代を超えて多くの人々に感動を与え続けています。彼が提唱した「決定的瞬間」を捉えた写真は、現在のジャズ文化とその精神性を次世代に引き継ぐ重要な役割を果たしています。本展の開催により、彼の偉業を讃えると同時に、さらなるジャズ写真の可能性を追求する出発点となることが期待されています。

本展は、パリと東京の二都市で同時に開催されることにより、世界中のアートファンや音楽愛好家にとって特別な体験となるでしょう。中平穂積の素晴らしいキャリアとその作品に触れることで、ジャズの軌跡を新たに感じ、楽しむことができる貴重な機会です。

さらに、展示に関する詳細は以下の通りです。フランスでは、2026年8月25日から30日の6日間、ギャラリー・ジョセフで開催され、入場は無料です。一方、日本の浜離宮恩賜庭園では、8月28日から30日の3日間にわたり、特別な展示が行われます。こちらも無料ですが、入園料が必要です。

この特別な機会を通じて、中平穂積の遺したジャズの“軌跡”を共有し、彼の功績を後世に伝えていくことの重要性を再認識しましょう。


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