クラダシと日本郵便が連携!新しいショッピングの形
このたび、株式会社クラダシが運営するソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」が、日本郵便が運営する「郵便局のネットショップ」に商品を展開することが決定しました。2025年11月4日から開始されるこの取り組みは、フードロス削減を目指し社会貢献にも寄与する新たな可能性を秘めています。
提携の意義と背景
2025年8月、クラダシと日本郵便は資本業務提携を結び、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化することを目指してきました。この提携により、両社はそれぞれの強みを生かし、社会課題の解決につながる新しい価値を創造することを目指しています。特に重要なのは「A. ソーシャルグッドな『食』の提供」という事業柱で、具体的には賞味期限が迫る食品や、パッケージに傷がある商品などをおトクに販売することを通じて、フードロスを削減することです。
日常的に社会貢献する新しい形
Kuradashiが提供する商品は、全国約36万人の日本郵便の社員と約1400万人のゆうIDホルダーという大規模なネットワークを活用して販売されます。この施策によって、消費者は日常のお買い物を通して、手軽に社会貢献に参加できる仕組みが整うのです。
「日本郵便の持つリソースを最大限に活用し、日常の買い物が未来を変える一歩になると信じています。」と代表取締役社長CEOの河村晃平氏も語っています。この取り組みは、日本全体でのフードロス削減を促進すると同時に、消費者の生活を豊かにする役割も期待されています。
取り扱うKuradashi商品の数々
出品されるKuradashi商品には、賞味期限が近い食品、季節限定商品、あるいはパッケージに傷が入ったものが含まれます。商品のジャンルは幅広く、お酒、飲料、乾麺、缶詰など全9商品がラインナップされている予定です。これにより、消費者はお得な価格で商品を手に入れつつ、フードロス削減に貢献できます。
また、Kuradashiでは売り上げの一部を環境保護や災害支援などの社会貢献団体に寄付するシステムを導入。楽しみながらお買い物をすることで、自然環境や社会貢献に寄与できる仕組みを整えています。
クラダシについて
2014年に設立された株式会社クラダシは、持続可能な社会の実現を目指し、日々進化を遂げています。フードロス削減に特化した「ソーシャルグッドマーケット」を運営し、さまざまな商品を提供し続けています。また、彼らは「もったいないを価値に変える」という理念のもと、環境にやさしい新しい消費の形を社会全体に広げています。
今後も、クラダシは日本郵便と協力して、持続可能な未来を築くための取り組みを続けていく所存です。消費者もともに参加し、より良い社会に向けての一助となることができる機会を享受することが待たれます。