ギャツビーのヘアスタイリング剤、環境配慮型の軽量缶に切り替えへ

ギャツビーのサステナブルな進化

株式会社マンダムは、大阪に本社を構える企業で、人気のメンズコスメブランド「ギャツビー」に関連する商品を展開しています。この度、同社はヘアスタイリング製品として愛され続けている商品7品において、アルミ缶の使用量を大幅に削減する新しい取り組みを始めることを発表しました。

アルミ使用量の削減とは？

新たに採用された缶容器は、従来と同等の性能や強度を保持しつつ、軽量化を図っています。これにより、年間なんと約25トンものアルミ使用量を削減することが可能とのこと。これだけの量は、実際に缶の製造過程でかなりの環境負荷軽減を実現する数字です。

さらに、軽量化に伴い、温室効果ガスの削減量も二酸化炭素換算で年間約335トンとなることが期待されています。環境意識が高まる中、企業が自らの製品を見直し、積極的に環境保護に取り組む姿勢は、多くの人々に歓迎されることでしょう。

対象商品はどれ？

今回の取り組みの対象となるのは、男性向けのヘアスプレーやヘアフォーム、計7品です。具体的には次の製品が含まれます。

- ギャツビーセット＆キープスプレースーパーハード180g
- ギャツビーセット＆キープスプレースーパーハードコンビニエンスストア限定180g
- ギャツビームービングロックスプレーエクストラハード170g
- ギャツビースタイリングフォームスーパーハード185g
- ギャツビースタイリングフォームハード185g
- ギャツビースタイリングフォームソフト185g
- ギャツビースタイリングフォームウェット＆ハード185g

これらはすべて、35年以上も愛用され続けているロングセラー商品で、多くの男性たちにとってなくてはならないアイテムです。特に、ギャツビーは男性用ヘアスプレー市場とヘアフォーム市場でそれぞれブランドシェアNo.1を獲得していることから、その人気と信頼性は揺るぎないものと言えるでしょう。

これまでの取り組み

マンダムはこれまでも環境に配慮した取り組みを進めてきました。例えば、セット＆キープスプレーでは肩カバーを削除し、プラスチック製品の削減にも取り組んできた実績があります。人的資源と環境のバランスを考える中で、アルミ缶の軽量化は一環となっているのです。

今後の展望

マンダムは今後もサステナビリティ戦略に基づき、環境や社会の課題に対処するための努力を続けます。E・S・Gの観点からも、企業としての変革を進めながら、持続可能な社会の実現に寄与していく姿勢は、多くの支持を集めることでしょう。ギャツビーの新しい缶容器への切り替えは、その第一歩といえます。

今後のマンダムの動きに注目し、日常生活の中で私たちができる環境保護のアクションにも目を向けていきたいものです。