兵庫県市川町の新事業Tradgeが目指すもの
2026年5月、兵庫県神崎郡市川町で新しい企業、株式会社Tradge(トラッジ)が誕生しました。代表の岡本勇路(34)はこの地で生まれ育ち、地域の職人や生産者との協力を通じて、地域資源を最大限に活かしたブランド開発を行うことを決意しました。
市川町は国産ゴルフアイアンヘッドの発祥の地として知られています。1920年代に鍛冶工の森田清太郎氏が技術を駆使して初めて量産化を実現し、この技術は今なお多くの職人によって受け継がれています。この町では、刀鍛冶の技術が現代のアイアン製造に活かされ、世界水準の品質を誇っています。
Tradgeのミッション
Tradgeは「地域の暮らしを研究し、届ける」を理念に掲げ、地域に根ざした技術や文化、価値を全国の人々に届けることを目指しています。市川町が策定した「第6次市川町総合計画」にも見られるように、地域産業の振興が重要なテーマとされています。Tradgeはこの理念に賛同し、地域資源を活かしたブランド化や販路の拡大を進めていく方針です。
第一弾事業:metl.の始動
Tradgeの最初のプロジェクトは、地域に根付く軟鉄鍛造技術を活用したライフスタイルブランド「metl.(メトル)」の立ち上げです。私たちは日常生活で自然に鉄分を取り入れることが可能な製品を開発しています。地域の職人と共に商品開発を進めており、2026年夏にはその商品を販売する計画です。
第二弾事業:地域の特産品を届ける取り組み
Tradgeは今後、市川流域の豊かな農産物、卵やはちみつなどの特産品の価値を全国に広めるプロジェクトにも取り組みます。生産者との密な連携を通じて、産品そのものの品質に加え、それに関わる背景や物語も一緒に伝え、新たな顧客との出会いを創出します。
岡本勇路の思い
岡本代表はこの町で育った一人として、地域の未来を守ることが自らの責任だと感じています。彼は、地域に仕事や誇りを持つ産業が存在し、次世代に受け継ぐことができる環境を整える必要があると強く考えています。彼は自らの役割を考え、地域の良さを人々に伝えることが大きな使命だと捉えています。
Tradgeは地域に根ざしたビジネスでありながら、全国の人々に向けても発信する魅力的な取り組みです。これからの活動が地域産業の持続可能な発展にどのように寄与していくか、注目が集まります。地域の文化や技術を未来へとつなげることが、これからの挑戦です。