若手映画作家育成プロジェクトに参加する株式会社stuの新たな挑戦

若手映画作家育成プロジェクトに取り組む株式会社stuの新たな挑戦

映画産業の未来を担う若手映画作家の発掘と育成に取り組む株式会社stu（本社：東京都渋谷区、代表取締役：黒田貴泰）。同社のビジュアルコンテンツスタジオ「DOTS&LINE」は、文化庁が主催する「ndjc：若手映画作家育成プロジェクト2025」に制作プロダクションとして参画することが決定しました。このプロジェクトは、次世代の映画監督を育成するための実践的な研修を提供し、優れた才能を発掘することを目指しています。

参加する監督とその背景

選出された4名の監督は、映画製作において重要な脚本指導を受けることができ、DOTS&LINEをはじめとする制作プロダクションの協力を得て、プロフェッショナルなスタッフとともに短編映画の製作に挑むことができます。監督たちの中には、すでに国内外の映画祭で受賞歴を持つ才能溢れるクリエイターたちが多く含まれています。彼らはそれぞれ独自の視点と情熱を持ち、映像業界を新たに盛り上げる存在です。

- 鴨林諄宜（KAMOBAYASHI Tomonari） 1999年生まれ。福井映画祭で特別賞を受賞するなど、すでに評価を受けています。
- 辻井俊（TSUJII Shun） 1994年生まれ。千葉大学で学び、実力を付けた後、東京藝術大学に進学しています。
- 中田江玲（NAKADA Ere） 1998年生まれ。慶應義塾大学での学びを経て、映画製作に取り組んでいます。
- 八代夏歌（YASHIRO Natsuka） 2005年生まれ。若干17歳で、すでに短編映画製作に情熱を注いでいます。

プロジェクトの構成

このプロジェクトでは、専門の脚本講師が監督たちに対して、作品創りに必要なスキルを伝授します。安藤親広氏や小川智子氏、和田清人氏といった経験豊富な講師陣が参加し、実践的な指導を行います。脚本開発は2023年8月から10月まで行われ、その後11月から撮影が開始されます。映画は2026年1月に完成予定で、上映会は同年3月に実施される予定です。

DOTS&LINEのビジョン

「DOTS&LINE」は、才能の「点」を結びつけ、ストーリーを生み出すことを理念としており、次世代の監督を支援することによって、映像業界全体の発展に寄与することを目指しています。今後は国内外のクリエイターやパートナー企業との連携を強化し、グローバルな視点での映像コンテンツの創出を目指しています。

このプロジェクトを通じて、次代の映画界を担う新しい監督たちが世に送り出されることに期待が寄せられています。若手の才能がどのように育まれ、どのような新しい物語が生まれるのか、注目が集まります。今後の展開に期待しつつ、若手映画作家たちの活躍に応援を送ります。