新感覚のえのき調味料
2025-01-16 11:50:15

えのき茸由来の新しい調味料「えのきエキス」と「えのき濃縮だし」登場!

三谷産業が開発した新たな調味料



最近、調味料の原料供給が厳しくなってきた中、三谷産業が新たに開発した「えのきエキス」と「えのき濃縮だし」が注目されています。これらは、えのき茸を用いて風味と旨味成分を抽出したもので、特に現在不足しているエキスやだし原料のニーズに応えるために誕生しました。

原料供給の現状



近年、日本では特に魚介類を原料とするエキスやだしの供給が不足しています。たとえば、よく使われるカツオは漁獲量の減少や燃料費の高騰により、価格が2倍に跳ね上がっている状況です。また、昆布に関しても、環境変動や漁師の後継者不足が影響し、安定した供給が困難になっています。このような状況を受けて、三谷産業は新たな選択肢として「えのきエキス」と「えのき濃縮だし」を開発しました。

「えのきエキス」と「えのき濃縮だし」の優れた特徴



「エキス・だし」とは、食材から抽出した旨味成分を指しますが、今回の製品は特に注目すべき特徴があります。それは、えのき茸に含まれる旨味成分の一つ、グルタミン酸の使用です。三谷産業は、グルタミン酸とアスパラギン酸の最適なバランスを見つけ出し、極めて高い旨味を実現しました。この製法は特許出願中であり、試食者からも「新しい商品の開発に役立ちそう」との声が多数寄せられています。

実際の試食者の感想もさまざまです。「エノキでこんなにも美味しい味が出せるなんて驚き!」、「先に旨味が感じられ、その後にふくらみを発見」といった声からも、その実力が伺えます。

使い方の楽しさ



「えのきエキス」と「えのき濃縮だし」は、味噌汁などに使うことで、その香りが控えめになり、昆布に近いグルタミン酸の味が引き立ちます。一方で、具材が入っていなくても、まるで複数の具材が入っているかのような深みのある味わいを楽しむことができるのです。このように、先味や中味、後味が複雑に絡み合い、どんな料理にもマッチします。

今後の展開と市場での位置づけ



今後、三谷産業は「えのきエキス」と「えのき濃縮だし」を市場に広く展開し、他のきのこ原料への応用も検討しています。例えば、マッシュルームやしめじなどの開発が進められ、新たな調味料のラインナップとして市場に送り出す計画です。現在、日本の天然素材エキス・だしの市場規模は約1000億円あり、これに対して「えのき」由来の調味料として新たな価値を提供することを目指しています。

展示会にも出展予定



また、三谷産業は2025年5月に開催される国際食品素材・添加物展「ifia JAPAN 2025」にも出展予定で、試食品の提供も行う予定です。今後も「えのきエキス」と「えのき濃縮だし」が、食の世界でどのように普及していくのか注目していきたいですね。

まとめ



三谷産業の「えのきエキス」と「えのき濃縮だし」は、現代の調味料市場において新たな可能性を秘めています。不足が続くエキス・だし原料の課題解決の一助となることが期待されるこの製品に、今後の展開から目が離せません。


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