福祉とアートの挑戦
2025-09-11 12:08:39

姫路城前で始まる新たな福祉支援、はーとふるSHOPの挑戦

姫路城前で始まる新たな福祉支援、はーとふるSHOPの挑戦



姫路市内の障害福祉サービス事業所による「はーとふるSHOP」が、9月20日から新たに「委託販売」を開始しました。これは従来の市役所ロビーでの対面販売に加え、観光地である姫路城前の民間店舗においても実施される新たな試みです。

この新たな「はーとふるSHOP」では、市内の障害福祉サービス事業所が作成した手工芸品やアート作品が展示されます。その特長は、対面販売だけでなく、観光客にも手に取ってもらえるラインナップが揃えられていることです。観光名所である姫路城の目の前での販売は、美しい風景と共に地域の特産を体験できる絶好の機会です。

開店の目的と意義


この取り組みの主な目的は、障害福祉事業所への売上を還元し、利用者自らの工賃を向上させることです。また、アート展示も行われ、障害者の社会参加や自己実現を促す機会となっています。障害の理解を深めるだけでなく、地域の方々に障害者の活動に触れ合う機会を提供します。

新たな委託販売により、地域の皆さんのみならず、観光で訪れる方々にも手軽に商品を手に取っていただき、新たな顧客層の開拓を目指しています。これにより、今までの「はーとふるSHOP」来店者の特定の層とは異なる顧客が、商品の魅力を知ることができ、さらなる販売増に繋がることが期待されています。

おすすめ商品のラインナップ


商品一覧には、姫路城デザインのポーチやはがき、地元のレザーを使用した小物ケース、さらには姫路城をテーマにしたTシャツなど、高付加価値な商品が揃います。また、姫路の特産品でもあるピクルスや花ふきんなど多様な商品が展示販売され、訪れる人々を楽しませてくれることでしょう。

アートの展示と地域の活性化


さらに、店舗内では障害者アート作品も展示されています。このアートは、地域の独自の文化を表現し、訪れる人々に新たな視点を与えることでしょう。「赤いサイロ」や「夕暮れの教会」など、個性豊かな作品が並び、4か月ごとに新しい作品に入れ替わるシステムも取り入れられています。

このように「はーとふるSHOP」は、地域の障害福祉とアートの発展を同時に進めていく場として、皆さんの期待に応える取り組みをしています。ぜひ、姫路城を訪れた際には、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。障害がある方が全力をつくした作品や商品は、きっと新たな発見と感動をもたらすでしょう。アートと共に生まれた温かみのある商品を手にとって、たくさんの人にその魅力を広めていきましょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

関連リンク

サードペディア百科事典: 姫路城 はーとふるSHOP 障害福祉

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。