醤油蔵の未来
2026-06-09 08:34:46

330年続く和歌山の醤油蔵、未来への挑戦がクラウドファンディングで始まる

330年続く和歌山の醤油蔵、堀河屋野村の未来を支えるプロジェクト



和歌山県御坊市に位置する老舗醤油蔵「堀河屋野村」は、330年以上の歴史を持つ場所です。この醤油蔵は、最近クラウドファンディングプラットフォーム「READYFOR」を通じて、未来を見据えた修理および耐震補強プロジェクトを開始しました。今回の取り組みは、ただの修理ではなく、歴史的な文化財を守り続けるための重要なステップです。

歴史と伝統が息づく醤油蔵



堀河屋野村は、元禄元年(1688年)に紀州徳川家の荷を江戸へ運ぶ廻船問屋として創業しました。やがて醤油と徑山寺味噌の製造へと転身し、現在も古式の製法を貫いています。特に「手麹」「薪炊き」「天然醸造」といった製法は、代々受け継がれてきた象徴であり、醤油発祥の地としての誇りを反映しています。看板商品の「三ツ星醤油」は、野村家の家紋が名の由来で、当主自らが手がける醤油として親しまれています。

文化財建築の現状



しかし、堀河屋野村の店舗兼主屋は、経年劣化に直面しています。梁の亀裂や柱の腐食、屋根の陥没など、早急な修理が求められている現状です。特に日本は地震の多い国であり、和歌山は南海トラフ巨大地震のリスクが指摘されています。そのため、単なる修理だけでなく、耐震補強を行うことが求められています。

どのような修理が行われるのか



このプロジェクトでは、「家起こし」による建物の傾きの修正や、耐震リングの設置、屋根の葺き替えなどを行います。全ての作業は、伝統工法を尊重した形で実施され、古くからの手法を守りながら新たな命を吹き込む取り組みとなっています。

クラウドファンディングの魅力



堀河屋野村は、クラウドファンディングを通じて、700万円を第一目標に、最終的には2700万円を目指しています。支援者には、同蔵の醤油や味噌、さらには蔵見学や食事体験、北海道・六花亭とのコラボお菓子等のユニークな返礼品が用意されています。飲食業界の著名人たちに愛されている堀河屋野村の製品を手に入れるチャンスでもあります。

未来を見据えた挑戦



代表の野村圭佑氏は、「この建物は、単なる店舗ではなく、日本の食文化を伝えてきた大切な場です。多くの方々の想いが詰まった場所を守り続けるためには、皆様の力が必要です」と語っています。歴史ある醤油蔵の想いに共感いただける方は、ぜひクラウドファンディングを通じて支援を検討してみてください。これは、ただ歴史を守るだけでなく、次世代に受け継ぐための大切な挑戦です。

プロジェクト情報


  • - プロジェクト名:堀河屋野村|崩れたら二度と戻せない。330年続く醤油蔵にご支援を!
  • - 実施者:三ツ星醤油醸造元 堀河屋野村
  • - 募集URLREADYFORプロジェクトページ
  • - 募集期間:2026年6月9日(火)8:00〜8月7日(金)23:00
  • - 目標金額:7,000,000円(最終目標金額27,000,000円)
  • - 支援内容:国登録有形文化財である「店舗兼主屋」の修理・耐震補強


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