90歳を迎えるテリー・ライリーを祝う日本初の特別コンサートが開催へ！

テリー・ライリー生誕90周年記念イベント開催決定

ミニマル・ミュージックの先駆者、テリー・ライリーが2025年6月24日に90歳を迎えるにあたり、彼を祝う特別なイベントが日本で開催されることが決まりました。このプロジェクトは、ライリーの長年の親友であるクロノス・クァルテットが中心となり、「テリー・ライリーMatsuri2025実行委員会」が発足しました。

テリー・ライリーの音楽の旅

テリー・ライリーは、1935年にカリフォルニアで生まれ、ミニマル・ミュージックの重要な作曲家として名を馳せてきました。彼の作品『In C』や『A Rainbow In Curved Air』は、彼の独特の音楽スタイルを代表する作品です。ライリーはインド古典音楽にも深く影響を受け、即興演奏とミニマリズムを融合させた作品を多く生み出しました。近年では、日本に滞在していることが多く、山梨に根付いて生活をしています。

クロノス・クァルテットの活動

サンフランシスコを拠点としたクロノス・クァルテットは、50年以上にわたり、弦楽四重奏の新しい形を追求してきました。彼らは現代音楽と伝統の融合を目指し、様々なアーティストとのコラボレーションを実現しています。この度の特別なイベントは、ライリーとクロノス・クァルテットが共演する貴重な機会となるでしょう。

クラウドファンディングでの支援を呼びかけ

テリー・ライリーの90歳を祝うにあたり、資金不足という大きな課題も浮上しています。そこで、1月14日から3月31日までクラウドファンディングが実施されます。目標金額は第一段階で390万円、最終的には600万円を目指します。支援金はコンサートの制作費、アーティストの渡航費や宿泊費などに充てられます。

特別な公演プラン

今回のイベントでは、二つの特別な公演が予定されています。まず、ライリーの作品『サン・リングズ』の日本初演を含むコンサートが6月25日に神奈川県立音楽堂で行われ、その翌週には東京藝術大学でライリーとクロノス・クァルテットの共演が計画されています。

この公演では、テリー・ライリー自身も特別出演し、彼の作品の数々を披露する予定です。コロナ禍により中止になっていたイベントを、ようやく実現とうするプロジェクトに多くの応援が寄せられることでしょう。

プロジェクトの参加と応援

音楽に魅了されている方々や、まだ彼の音楽を聞いたことがない方々にも、ぜひこの特別な瞬間を一緒に迎えていただきたいと思っています。テリー・ライリーとクロノス・クァルテットによる貴重な共演が、記念すべき年を飾るでしょう。詳細については、プロジェクトの公式ウェブサイトやSNSなどで随時更新される予定ですので、ぜひご注目ください。

音楽の力で人々をつなぐこの特別な祭典に、みなさんも参加し、この歴史的瞬間を共に体感しましょう！