アメリカの寿司職人が体験した新しい竹の形
2025年3月7日、高知県須崎市にある竹虎株式会社に、アメリカから移住した寿司職人のデイビッド・ブハダナさんが訪れました。デイビッドさんは、アメリカ国内に27の寿司店を展開する実業家であり、須崎市の美しい自然や新鮮な魚に魅了され、2024年10月からこの地に根を下ろすことを決意した人物です。彼は須崎市の観光大使としても活動しており、地元の特産品や魅力を世界へ発信するために、日々努力を重ねています。
本社訪問の際、デイビッドさんは特製の竹製電気自動車「竹トラッカー」の試乗体験を実施。この電気自動車は、クラウドファンディングを通じて製作され、素材には地域特産の虎斑竹を使用しています。運転を担当したのは竹虎の代表取締役社長である山岸義浩さん。竹トラッカーに乗車し、須崎市内を巡る冒険が始まりました。
竹トラッカーの魅力
竹トラッカーは、光岡自動車のLike-T3をベースに設計されています。竹の素材感を生かしたこの車両は、見た目だけでなく、環境にも優しい性能を備えています。デイビッドさんは助手席でいつも以上に心躍らせ、整備された道路と自然が織りなす美しい風景を楽しみました。彼の満面の笑みから、その楽しさがどれほどだったかが伺えます。
また、竹トラッカーは、2024年4月に台湾で開催される世界竹会議でも注目される存在です。これまでに日本の竹文化を世界にアピールするために、メキシコでは第11回世界竹会議に参加し、台湾の特設コースでは国際的な交流の場を提供しました。デイビッドさんはこれらの活動を通じて、須崎市の魅力をさらに世界に広めようとしています。
持続可能な竹の未来
竹虎の目指すのは、地域特産品である虎斑竹の魅力を発信し、竹文化の普及を図ることです。持続可能な天然資源である竹と、その製品を通じて、地域活性化にも貢献するための努力は続いています。デイビッドさんのように、須崎市の魅力を発信する仲間と共に、竹の無限の可能性を追求し、さらなる成長へとつなげています。
高知県を拠点に、竹文化を次世代へと受け継いでいく活動は、地元住民だけでなく、訪問者の皆さんにも感動をもたらすことでしょう。今後も竹虎とデイビッドさんの活動から目が離せません!
お問い合わせ
竹虎株式会社
所在地:高知県須崎市安和913-1
代表取締役:山岸 義浩
U R L:
竹虎公式サイト
これからも、竹虎は地域とともに成長し続けます。