見た目も美しい皿
2025-10-02 18:03:02

新たな食品パッケージ、組み立て式皿「beakx」が初披露!

皿になるパッケージ「beakx」初披露!



2025年10月7日から10日まで、幕張メッセで開催される「JAPAN PACK 2025」にて、奥村印刷株式会社が独自の新製品「beakx」を初めて発表します。この製品は、「箱から皿になる」という斬新なコンセプトを持ち、食事のスタイルを変える可能性を秘めています。

「beakx」とは?



「beakx」は、奥村印刷が持つ特許技術、「折り紙食器 beak」に基づいたパッケージです。特徴は、パッケージにミシン目と折り曲げ用のスジを加えることで、簡単に組み立てられる皿へと変身するという点です。これにより、レトルト食品などの従来のパッケージが抱える「食べづらさ」という問題をスマートに解決しました。従来のパッケージでは、中身を出す際に皿を用意する必要がありましたが、beakxは糊やハサミを一切必要とせず、手軽に皿に変えられます。

アウトドアや災害時にも対応



「beakx」は、特にアウトドアや災害時に重宝するでしょう。食器が不足しがちな状況でも、このパッケージは「食品と皿」を一つにした新しい形を提供します。飲用水の確保が難しい環境下でも、これを利用することで食事を楽しむことができます。

画期的な特長



  • - 独自技術: 紙の特性を生かした折り方で、組み立て後は絶対に外れない頑丈な構造。
  • - デザインと衛生: 皿のフチを折り返す「フラップ構造」により、印刷面が食品に触れない設計。
  • - SDGsに貢献: 100%バージンパルプのFSC森林認証紙を使用し、リサイクルや生分解が可能。
  • - 防災用品としての機能: 水道の安定供給が難しい場面でも洗い物不要で、長期保存可能な食品とともに備蓄が可能。
  • - クリーン能源: 再生可能エネルギーでの印刷プロセス。
  • - 小ロット対応: 100セットからのオリジナル印刷も可能な対応力。

開発の背景



「beakx」の開発は、純粋に資源の有効利用と、その機能をプラスする発想から生まれました。「折り紙食器 beak」は、国内外で数々の賞を受賞しており、その実用性が評価されています。特に避難所への無償提供など、災害時における貢献が注目されています。さらに、2024年には国際的な賞が相次いで授与され、海外展開も視野に入れる状況です。

「JAPAN PACK 2025」の出展



「beakx」は、2025年の展示会で初めて正式に紹介されます。展示ブースは東7ホールの7-122で、組み立て体験や開発コンセプトの紹介が行われる予定です。開発担当者が直接説明を行い、パッケージ業界の皆様との意見交換を通じて、さらなる進化を目指しています。ぜひ、奥村印刷のブースにお立ち寄りください。

企業紹介



奥村印刷株式会社は、1947年の創業以来、高品質な印刷物とサービスを提供し続けています。環境配慮型の印刷技術に力を入れ、数々のエコ商品を展開して持続可能な社会の実現に貢献しています。


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