高輪地域安全セミナーで知る特殊詐欺防止策
令和8年4月25日、東京都高輪区にて「令和8年高輪地域安全セミナー」が開催されました。このセミナーは、全国47都道府県警察と共に行われている「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦~」プロジェクトの一環で、地域住民に向けた特殊詐欺に関する情報提供が目的です。特別防犯支援官である的場浩司氏と山田純大氏が講演し、主に国際電話に関連する詐欺対策について語りました。
特殊詐欺のはびこる現状
昨今、特殊詐欺の手口はますます巧妙化しており、特に国際電話を利用した事例が増加しています。実際、昨年のデータによれば、特殊詐欺に使われた電話の約70%が国際電話を介したものだとされています。このような状況を受けて、的場支援官は「固定電話からの海外からの電話をブロックすることが非常に有効な対策だ」と述べ、地域住民に向けて積極的な対策を講じることの重要性を訴えました。
電話ブロック手続きの重要性
セミナーの中で、的場支援官は国際電話を受けないための手続きが必要であることを強調しました。「固定電話の国際電話をブロックする手続きは、簡単で無料です。国際電話を受け取らない方は、ぜひこの機会に申込みをしてほしい」と呼びかけました。その後、山田支援官も「手続きはとても簡単で、お手元に申込書を配布していますので、皆さんぜひ利用してみてください」と続けました。
スマートフォンでも対策可能
さらに、最近ではスマートフォンへの特殊詐欺の被害も増えていることから、アプリの紹介がありました。警視庁が提供する防犯アプリ「デジポリス」には、国際電話ブロック機能のほか、防犯ブザー機能や被害防止に関する動画コンテンツも含まれています。
的場支援官は「デジポリスを活用することで、皆さんの大切な財産を守ることができます。ぜひ積極的に使ってほしいです」とその効果を説明しました。さらに、山田支援官も「設定を事前に行っておくことで、スマートフォンが詐欺から守ってくれるという安心感が得られます。警察官が同行して設定を手伝いますので、一緒に完了させて帰ってください」と呼びかけました。
地域一丸となっての防犯
セミナーの結びに、的場支援官は「この詐欺は、皆さんが一生懸命に働いてためた財産を狙っています。絶対に他人事だと思わず、自分自身でしっかり備えて欲しい」と再度警鐘を鳴らしました。山田支援官も、「特殊詐欺に騙される保障はどこにもありません。今日の内容を家族や友人にしっかり伝え、地域一丸となって防犯に取り組んでいきましょう」と声をかけ、セミナーは無事に終了しました。
高輪地域安全セミナーは、地域住民一人ひとりが特殊詐欺の危険性を認識し、具体的な対処法を学ぶ貴重な機会となりました。これからも地域の安全を守るため、積極的な情報共有と行動が求められます。