嘉義優鮮が東京国際食品展へ出展
台湾の嘉義県が、2026年3月に開催されるアジア最大級の食品展示会、
東京国際食品展(FOODEX JAPAN 2026)に出展します。テーマは「阿里山の美好滋味(阿里山の恵みの味)」で、嘉義の自然の恵みをまるごと体感できる「嘉義優鮮館」を設置する予定です。
この展示会では、山、海、平原などの多様な自然環境から生まれた高品質な農産品を紹介し、嘉義の豊かな食文化を世界中に広めることを目指しています。近年、嘉義県は特に日本市場を重視し、展示会出展と実店舗での販売促進を積極的に行っています。
日本市場への進出
2025年には、「嘉義優鮮」ブランドが誠品生活日本橋や神農生活近鉄百貨店において成功裏に展開され、多くの日本の消費者にその魅力を伝えることができました。この成功に続き、2026年はさらなるブランド発信を図ります。特に、4月には埼玉西武ライオンズの本拠地で「嘉義優鮮ブランドデー」を開催予定です。ここでは、テーマ性を持つ体験ブースや商品販売を通じて、日台の野球文化を生かした交流型のプロモーションを行い、より多くの日本の消費者と接点を持つことを目指しています。
海外マーケティングモデル
加えて、嘉義県政府は日本市場に留まらず、2026年4月21日から24日までシンガポール国際食品展にも出展し、東南アジア市場の開拓にも力を入れています。日本とシンガポールの二大食品展を軸に、アジア全体でのブランドネットワーク構築を目指す取り組みが進行中です。
さらに、「嘉義優鮮」は日本のアジア食品スーパー『アジア太陽市場』と協力し、2026年4月から約4か月間、3店舗で特設販売コーナーを設ける予定です。この「展示会受注+通路販売」の海外マーケティングモデルは、展示会での商談と実店舗での販売を結びつけた新たな取り組みとなります。
日本市場での成功事例
昨年の2025年には、嘉義優鮮ブランドが東京およびシンガポールの国際食品展で高評価を得て、日本では誠品生活日本橋で16品目が販売されるなど、販路の拡大を実現しました。特に
カラスミ(烏魚子)は贈答用商品として高く評価され、フルーツチップスなどの加工農産品も海外市場で安定した需要を持っています。
嘉義県政府は今後も国際展示会や海外販売チャネルとの連携を強化し、嘉義農業のブランド価値向上を図りながら、台湾の農産品の魅力を世界に向けて発信していくことを計画しています。このような取り組みにより、嘉義県は国際的な農産品市場での存在感を高めることでしょう。