TuneCore、アーティスト還元額50億ドルを突破
音楽デジタルディストリビューションのパイオニア、TuneCoreがついにアーティストへの還元額が50億USドル(約7,700億円)に到達したとの発表を行いました。この発表は11月12日に行われ、TuneCoreはアーティストが自分の音楽を世界中に届け、豊かな収益を得る手助けを続けています。Tunecoreは2006年の設立以来、「音楽流通の民主化」を目指し、世界各地に展開。日本を含むアメリカ、ヨーロッパ、南米など、現在では全世界のインディペンデントアーティストを支える存在として成長を遂げています。
この50億ドルという結果は、TuneCoreに登録しているアーティストたちが獲得した累計収益を示しており、過去17か月間での急成長を象徴するものです。新進気鋭のアーティストから世界的なスターまで、あらゆるジャンルのアーティストがTuneCoreを通して成功を収めています。
ToneCoreの急成長の要因の一つは、母会社であるBelieveがグローバルなデジタルサービスプロバイダーやストリーミングプラットフォームとの強固な直接関係を築いていることにあります。また、アーティスト開発プラットフォーム「TuneCore Accelerator」により、アーティストは新たなファンを獲得し、エンゲージメントを高めるための様々なマーケティング機会を得ています。この1年間だけでも、プログラムに参加したアーティストたちは210億回以上の新規ストリーミング再生を生み出し、成長を続けています。
California出身のラッパーMike ShermはTuneCoreの成功を象徴するアーティストの一人です。彼は2010年代初頭にSoundCloudやYouTubeでの活動を通じてファンを増やし、2015年にTuneCoreに参加。その後、彼の人気は高まり、「Cookies」や「A-Hole」といった楽曲は数億回の再生を記録しています。Mikeは、思い描く音楽の世界を構築するために努力し続け、アーティストとしての独立性を重視しています。
彼は「他のアーティストへのアドバイスは、常に努力く、決してあきらめないこと。音楽の楽しさを忘れずに。」とメッセージを送っています。
さらに、日本のTuneCoreでも、2024年にはアーティスト/レーベルへの累計還元額が711億円に達する見込みです。日本を拠点に活動するアーティストたちやバンドも、アニメやゲーム音楽など、各種コンテンツとの連携を通じて国際的に活躍の場を広げています。人気ロックバンドのMiliは、幅広いジャンルを融合させ、TuneCoreを活用して成功を収めています。
TuneCoreは引き続き、インディペンデントアーティストがクリエイティブな自由と経済的自立を追求できるようお手伝いをしています。アーティストと共に成長するために、彼らの声に耳を傾け、新たなるイノベーションを提供し続けることを約束します。
TuneCoreのCEO、Andreea Gleesonは「累計収益の50億ドル突破は、創造の自由と経済的成功が両立することを証明するものです。アーティストのニーズに応えた結果としてこの成果が生まれた」と述べています。
音楽の世界において、TuneCoreは今後も独立したアーティストを支え、インディーミュージックの進化に貢献し続けることでしょう。