渋谷レックスが２度目の日経ニューオフィス賞を受賞！新たな挑戦を楽しむオフィスを展開

渋谷レックスが日経ニューオフィス賞を連続受賞

渋谷レックス株式会社が、第38回日経ニューオフィス賞において、東北ニューオフィス奨励賞を受賞したことが発表されました。これは、先進的なオフィスづくりを評価するもので、同社にとって2度目の受賞。受賞したオフィスは、2022年にリニューアルされた1階に加え、2階フロア全体が新たにアートで装飾されています。

このオフィスは、2024年12月にスタートしたもので、オフィス内のデザインに工夫を凝らし、働く環境としての新たな価値を提供しています。実際の表彰式は、2025年9月18日に仙台で行われ、歴史的にも類を見ない連続受賞に至りました。

オフィスリニューアルの背景と理念

渋谷レックスは、1951年に設立されたお菓子の流通会社で、これまで70年以上の歴史を持ちます。事業の基盤をお菓子の卸売りとしつつも、新しい挑戦として店舗運営やEC事業など、日々変化にフィットした事業展開を行なっています。リニューアルの背景には、「チャレンジする風土の継承」という中長期ビジョンが掲げられています。

1階に新たなオフィスが登場することで、社員同士の主体性や一体感が育まれ、さらに組織全体のフラット化を目指す重要な転機となっています。その成果を得るために、2階のオフィスリモデルプロジェクトが始動しました。

行動指針「GROW×GLOW UP」

プロジェクトのコンセプトは、全社員の思いを集結させ、株式会社のビジョンをさらに浸透させることです。これには、言葉、場所、視覚の3つの側面を通じて、行動指針を具現化しています。

1. 言葉に落とし込む：従業員が理想の人物像をもとに策定した10個の行動指針が「GROW×GLOW UP」として表現され、渋谷レックスで働く全員の成長を助ける道しるべとなります。
2. 場所に落とし込む：仕事の場に行動指針を反映させることで、オフィス全体が指針を体現するスペースになりました。
3. 視覚に表現する：行動指針を楽しいキャラクターとして視覚的に示し、日常的に思い起こすきっかけを提供します。

共創空間の創出

渋谷レックスのオフィスは、全社員参加型の「共創プロセス」に基づいて構築されています。従業員の交流や、行動指針を日常に浸透させるための仕掛けが用意されており、これによって、より良い環境作りが促進されています。

プロジェクトの担当者の声

プロジェクト担当者たちも、この挑戦的な取り組みについて意見を寄せています。経営企画部の渡辺麻友氏は、アートを用いたデザインの美しさと、オフィス環境の重要性を強調しています。またHR事業部の秡川奈々氏は、社員間の交流を深め、一体感を育む空間の重要性を述べています。

また、経営企画部の渡邉彩花氏は、空間がもたらす影響を考慮したデザインの重要性を訴え、プロジェクトがもたらした多様な効果についても実感を語っています。