動物愛護週間に開催された「Wan Dream Garden」の全貌と感動の瞬間
2023年9月20日から26日までの動物愛護週間に、東京のAnnex Aoyama・Connect Gardenにて「Wan Dream Garden—保護犬猫と人の幸せな暮らし方—」が開催されました。今回は、りく・なつプロジェクトとピースワンコ・ジャパンが共催したこのイベントでは、保護犬猫とのふれあいやトークショーが行われ、多くの人々がその意義を体感しました。
りく・なつプロジェクトの背景と伍代夏子氏の思い
このプロジェクトは、歌手の伍代夏子氏が中心となり、災害時にペットと共に避難できる社会を目指して活動を開始したものです。伍代氏は、「国の指針には同行避難が推奨されているが、現実には受け入れてもらえないことが多い」と語り、災害時のペットと飼い主の安全を保障するための啓発活動を続けています。
オープニングトークでは、伍代氏が自身の体験をもとに、特に保護犬への思いを語り、ハンデを持った犬にも幸せを見つける手助けをする意義を強調しました。「支援をすることで、ハンデのある子たちにも家族が見つかる」と述べ、保護活動への意欲を示しました。
他のゲストトークも充実の内容
9月20日には、小野真弓氏によるトークショーが開催されました。彼女はボランティア団体での活動を通じ、トリミングが持つ重要性を語り、ペットと共に避難できる環境の重要性を訴えました。また、「生涯何があっても愛してくれる人に家族になってほしい」と、保護猫たちのために情熱を注ぐ姿勢も見せました。
続いて9月21日には、著名なトリオが保護犬猫に関するトークを展開しました。ピースワンコのスタッフは、保護犬についての誤解を解き、彼らがどのように人に慣れていくのかを具体的に説明しました。バンビーノの石山氏はトレーニングが時間を要することに驚きを示しながら、改めてともに歩むことの大切さを語りました。
ダンスイベント「ロマンディスコ」も開催
イベントの最後には、日中の雰囲気を一新する「ロマンディスコ」が行われ、音楽に合わせて参加者が楽しむ様子が見られました。音楽と動物との共存の大切さが強調され、参加者たちは盛り上がりを見せました。
クロージングトークでの力強いメッセージ
最終日には、伍代氏とピースワンコのスタッフによるクロージングトークが行われ、保護犬についてのリアルな現状と、彼らがいかに幸せを見つけていく過程が語られました。愛護センターから救出された犬たちがどのように生活を改善していくのか、そしてそれに対する手助けがどれほど重要かを再確認する機会となりました。
まとめ
「Wan Dream Garden」は、保護犬猫が幸せな生活を送るため、また人と動物の絆を強めるための大切なイベントでした。参加者一人ひとりが感じたことは、今後の愛護活動やペットとの共同生活に何らかの影響を与えたことでしょう。このようなイベントを通じて、皆が少しでも動物保護の意識を高めていけることを願っています。