『マクベス』開幕!
2025-05-12 15:44:45

期待の舞台『マクベス』開幕!藤原竜也と土屋太鳳が織りなす悲劇の行方とは

舞台『マクベス』が開幕!



2025年5月8日、彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて、彩の国シェイクスピア・シリーズ2ndの第二弾『マクベス』が堂々の初日を迎えました。この舞台は、名演出家吉田鋼太郎が芸術監督を務める下、見所満載の作品として注目を集めています。

迫力満点の開幕



開幕の瞬間は、雷鳴や稲妻の演出が観客を魅了し、舞台に現れた魔女たちが不気味な呪文を唱える中、物語は激しく進行し始めます。主演の藤原竜也が演じるマクベスは、運命に逆らって自身の野望を貫こうとする男です。彼と共に悪女として名高いマクベス夫人役には、実力派女優の土屋太鳳が登場。夫との関係の複雑さを見事に演じる彼女の姿は観客の心を鷲掴みにしました。

藤原竜也の挑戦



藤原竜也が演じるマクベスは、国王ダンカンを暗殺し、名誉を得るものの、次第にその心に宿る悪の芽に蝕まれていきます。彼の葛藤や成り行きは、観客に深い印象を与えました。また、「悪いは良いで良いは悪い」という魔女たちの呪文が、彼の心情を揺さぶる様子が描かれ、マクベスの人間ドラマが強調されています。村人たちとの激しい戦闘シーンや激情的な表情は、彼の弱さと人間らしさを見事に表現していました。

土屋太鳳の強い存在感



一方、土屋太鳳演じるマクベス夫人は、野心的でありながらも内面的に脆さを抱えた存在です。彼女の愛と渇望は、舞台上で強烈に表現され、マクベスとの関係を通じて見えてくる深い哀しみが印象的でした。特に、二人の未来に対する強い願望と、その破綻を予感する様子が観客の心に響きました。

魅力的な脇役たち



バンクォー役の河内大和も注目の一人です。彼は強い野心を秘めており、マクベスとの緊迫した関係をタイトに演じました。ダンカン役のたかお鷹も、存在感があり、舞台を引き締める役割を果たしました。さらには、復讐心燃えるマクダフ役の廣瀬友祐や、正義感に溢れたマルカム役の井上祐貴もそれぞれのキャラクターをしっかりと表現し、全体のドラマを際立たせています。

言葉の力を再認識



吉田鋼太郎の演出は、シンプルなセットの中で俳優たちが持つ言葉と肉体の力を最大限に引き出します。シェイクスピアの名台詞の数々が聴こえ、言葉の持つ力を再認識させる舞台体験が味わえます。シーンごとに変わる音楽も重要な要素で、視覚と聴覚に訴える壮大な演出が繰り広げられました。

2025年の各地公演へ



この『マクベス』は埼玉だけでなく、2025年には宮城、愛知、広島、福岡、大阪でも上演される予定です。多くの方にこの感動を伝えたいと思います。まずは彩の国さいたま芸術劇場での公演7週間をどうぞお楽しみください。さらに、感想などお待ちしております。

公演情報




一度観れば忘れられない、強烈な印象を残す『マクベス』の開幕、ぜひ劇場で体感してみてください。


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