パラスパレスのものづくりとファッションの魅力を深掘り！

パラスパレスの魅力とものづくりの真実

「パラスパレス」は1998年に設立され、日本のものづくりを大切にしたアパレルブランドです。このブランドは、春夏秋冬、四季折々にテーマを持った商品を企画・販売し、同時にシーズンブックを刊行しています。2025年春号で87号目を迎えるこのシーズンブックは、全国のパラスパレス店舗で無料配布されるほか、オンラインストアでの注文時にも無料で同梱されます。

パラスパレスのシーズンブック

シーズンブックは、パラスパレスがそのシーズンにおいて特にこだわったアイテムの裏話や、ものづくりの舞台裏を紹介する貴重な資料です。ブランドが大切にするのは、ただ服を作るだけでなく、その背景にある人々の努力や思いを共有することです。特に「テシゴトのコト」と名付けられたコラムでは、製作に携わる職人やデザイナーのストーリーを通じて、洋服づくりの魅力を伝えています。

ものづくりの背景と環境問題

最近のシーズンブックでは、服作りの原点とも言える原料にスポットを当てています。環境問題や地球温暖化に対する意識が高まる中で、綿花や羊毛といった農畜産物がどのように生産され、私たちの手元に届くのかを見つめ直すことが重要です。生産者の努力を知ることで、消費者としても洋服の価値を再認識できるのです。

現在、食料品をはじめ多くの物価が上昇していることは、広く知られるようになっていますが、洋服の価格高騰も同様の理由によるものです。影響を受けるのは食の分野だけではなく、ファッション業界もその波に乗っているのです。普段あまり意識することのない、服が農畜産物から生まれてくる過程を知ることは、私たちに新たな視点を与えます。

洋服を大切にする心を育む

パラスパレスでは、洋服が多くの人々の手を経て作られること、その背後にある努力を多くの人に知ってもらうことを目指しています。洋服をより大切に扱う意識を持つ人が増えることで、ファッションを通じて、私たちの生活の質も高まることでしょう。シーズンブックは毎年1月、4月、7月、10月の初めに発行されますので、ぜひ店舗で手に取ってみてください。