バブアーとキャプテンサンシャイン、初のグローバルコレクションを発表
イギリス発のライフスタイルブランド、バブアーが2025年9月11日(木)に、メンズウェアブランドのキャプテンサンシャインとのコラボレーションによる新コレクションをリリースします。このコレクションは両ブランドの成り立ちや哲学を相互に反映させつつ、初めてのグローバル展開を果たすもので、期待が高まります。
バブアーの歴史
バブアーは1894年に創設者ジョン・バブアーによって、イギリスの港町サウスシールズでスタートしました。北海の厳しい環境の中で、漁師や港湾労働者のために雨風をしのぐアウターウェアを提供したことからその名は知られています。以来、彼らのアイテムは多くの人々に愛され、今やファッション性の高いライフスタイルブランドとして展開されています。
キャプテンサンシャインの独自性
一方、キャプテンサンシャインはデザイナーの児島晋輔によって2013年に設立されました。トラディショナルなスタイルを基盤にし、フィールドウェアやワークアイテムなど様々なジャンルの要素を融合させて独自のコレクションを展開しています。日本独自のクラフトマンシップを重視し、高品質な素材を使用している点が特徴です。
注目のアイテム
今回のコレクションでは、バブアーのアーカイブにインスパイアされたトラディショナルなスタイルに、ミリタリーの要素を組み合わせた全6アイテムがラインナップ。その中には、フィールドコートやクルーザーフーディー、キャップ、バンダナなどが含まれています。フィールドコートとクルーザーフーディーは、既存のモデルを基に、身幅や着丈を調整し、さらに使いやすさを重視したデザインに仕上がっています。
最大の特徴は、メルトン素材のデタッチャブルフードで、ボディカラーと対比させた色使いが魅力です。素材にはドライワックスコットンを採用し、快適な着心地を実現。加えて、キルティングジャケットもセットで展開され、それ自体が独立したアイテムとしても活用可能です。
デザイナーの想い
バブアーのメンズウェアディレクター、イアン・バーギン氏は、新しいコレクションについて「マスターピースであるビデイルとトランスポートのワックスジャケットをベースに再構築しました。このアウターウェアは、サイズの選択肢も広がる大きなシルエットを持ち、付け替え可能なフードを取り入れることで、着こなしに自由度を与えます」と語っています。
また、児島晋輔氏もコレクションに対する熱い想いを語り、「バブアーのアーカイブを紐解きつつ現代に合う素材を厳選して製作したこのコレクションは、日常の中で使える耐久性を持っており、冒険心をくすぐる一着です」とコメントしています。
発売と価格
このコレクションは、2025年9月11日から、バブアーの公式オンラインストア、KAPTAIN SUNSHINE AOYAMA店、及びその他の取扱店舗にて販売されます。具体的な価格設定は以下の通りです:
- - Barbour x Kaptain Sunshine Bedale Casual Field Coat: 90,200円(税込)
- - Barbour x Kaptain Sunshine Cruiser Casual: 68,200円(税込)
- - Barbour x Kaptain Sunshine Quilted Liner: 46,200円(税込)
結論
新たなコレクションは、伝統と現代の解釈が融合した魅力的なアイテム群です。冒険心を忘れずに、長く愛用できるものを探している方には、ぜひとも足を運んでいただきたい内容です。