「ぎふピンクリボンイベント」で見えた女性の意識改革
岐阜市のメディアコスモスで行われた「ぎふピンクリボンイベント」では、女性の美容と健康に関する意識調査が実施されました。主に40代から50代を対象にした今回の調査では、参加者の健康や美容に対する関心の高さが浮き彫りになりました。
調査概要
この調査は、東京プラセンタによって行われ、回答者は115名。主な対象は岐阜市のイベントに参加した女性たちです。調査の目的は、年齢層ごとの美容と健康に関する意識や、プラセンタへの認知度を把握し、今後のインナーケアの提案に活かすことです。
参加者の年齢層
参加者の約4割が40代で、次いで50代が25.2%、30代が16.5%、60代が14.8%、20代はわずか3.5%となっており、働き盛り世代の参加が目立ちました。この年齢層の女性は、積極的にイベントに参加し、自らの美容や健康についての知識を深めることに関心が高いようです。
直面する美容の悩み
調査の結果、参加者が特に気にしていた悩みは「シミ・シワ」で、87名が挙げました。さらに「疲れやすさ」が51名、「冷え・むくみ」が50名と続き、40代から美容に対する悩みが特に顕著であることがわかりました。多くの女性が年齢に伴う身体の変化を実感し、ケアに対する意識が高まっています。
婦人科検診の実施状況
健康意識の面では、婦人科検診の受診状況にも差が見られました。「定期的に受けている」と答えたのは45名、「過去に受けたことがある」は87名でしたが、「受けたことがない」とした回答も41名存在しており、定期的な受診の重要性を再認識する必要があるようです。30代からの定期健診が推荐されている乳がんに関しては、まだ浸透が不十分であることが懸念されます。
プラセンタに対する認知度
プラセンタに関する認知度においては、「名前だけは知っている」との回答が82名に上った一方、実際に「使ったことがある」は17名、「現在使用している」人は7名にとどまりました。これからは認知から使用に至るための教育が求められています。
インナーケアへの関心
近年、美容のトレンドとして注目を集めている「腸活」への関心が最も高く、38.4%が興味を示しました。次いで「サプリ・ドリンク」に33.5%、ホルモンバランスへの意識が24.4%と、内側からの美容を意識する女性が増えている背景が見えました。
まとめ
この調査から、東京プラセンタをプロデュースしている一丸ファルコスは、女性の美と健康に寄与するため、今後も積極的にインナーケアを推進していく方針です。女性たちが安心して美しさを追求し、心身の健康をもたらす環境を提供することが、地域活性化にもつながるでしょう。
岐阜市長・柴橋氏もイベントに参加し、プラセンタ試飲会を楽しんでいました。女性たちが「見た目ケア」から「からだケア」に意識をシフトしつつあることが、今後の美容・健康に対する新たなトレンドを生み出すきっかけになるかもしれません。