STEAM Girls Awardが未来の可能性を広げる!受賞者発表
2025年の大阪・関西万博では、STEAM Girls Awardの贈賞式が行われ、入賞者が発表されました。このアワードは、日本の女子小学生および中高生に対し、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、アート(Art)、数学(Mathematics)の知識と技術を駆使した創造的な探究活動を奨励するために設立されました。さらに、株式会社steAmとグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」が共催しています。
受賞者とその成果
最終審査の結果、8つのグループが見事に入賞を果たしました。この受賞者たちは2025年8月8日、「いのちの遊び場 クラゲ館」でのシグネチャーイベントで表彰されることになっています。今回は以下の8作品が優秀賞を受賞しました。
1.
「二つの大震災の教訓を100年先の未来へ」プロジェクト - 相馬 優心さん、黒岩 亜麻衣さん、倉本 華さん(兵庫県立姫路商業高等学校)
2.
「海底お掃除ロボットダイオウグソクリン」 - 香川 華さん、片山 昊さん、渡邉 凱士さん(広島市立江波小学校、広島市立己斐小学校、廿日市市立四季が丘小学校)
3.
「廃棄物から文房具を作ろう!」 - 杉森 優月さん、林 絆七さん、西 来粋さん(富山県立高岡南高等学校)
4.
「食の安全を促進するアプリ開発」 - 坂田 知瞭さん、松本 凛華さん(追手門学院大手前高等学校)
5.
「雑草から作るポリポットの可能性」 - 李 ソウォンさん(トキワ松学園高等学校)
6.
「ミュージックバブル見えない音をかたちとして可視化する」 - 廣田 文さん、篠田 花菜さん、寺川 舞さん(帝塚山高等学校)
7.
「私たちの研究で未来の当たり前をちょっと変えたい!」 - 大塚 彩寧さん、太田 詩乃さん(文京学院大学女子高等学校)
8.
「子どもを守る、やさしい発明ミライレンジ」 - 髙橋 こずえさん(玉川学園小学部)
これらの受賞作品は、どれも独創的であり、発表の場でのフィードバックを通じて次のステップへと進むことでしょう。
中島さち子さんのメッセージ
審査委員長を務めた中島さち子さんは、応募作品を通して見た多様な「ワクワク」と独創性に感銘を受けたと述べています。彼女は、アワードは終わりではなく、今後も様々な挑戦をし続けることの重要性を強調しました。彼女自身も音楽と数学を掛け合わせ、STEAM教育の可能性を広げる活動を行っています。お子さんと共に成長していく姿は、まさに次世代を担うロールモデルとも言えるでしょう。
過去の受賞者とその体験
優秀賞を受賞した方には、資生堂茨木工場の見学や大阪・関西万博でのポスター発表の機会が提供され、多くの学びや新たな出会いを経験しています。これは彼女たちが未来を描く力を育む貴重な体験になることでしょう。
パワー・オブ・ラディアンス・アワードについて
このアワードの背景には、クレ・ド・ポー ボーテが推進する「パワー・オブ・ラディアンス・アワード」があります。女性の教育に貢献することを目的に、地域社会で行動を起こしている女性を表彰し、財政的支援を行うという取り組みです。2025年度の受賞者はSTEAM教育の推進活動を行う中島さち子さんが選ばれました。
まとめ
STEAM Girls Awardは、探究心や創造力を育むための素晴らしい取り組みであり、参加者たちに未来を描く新たな可能性を示しています。今後も彼女たちの活躍に注目し、応援していきたいですね。