子どもの目の健康を守るために必要な知識と眼鏡選びのポイント

6月10日は「こどもの目の日」。この日を前に、全国で展開する眼鏡専門店「ビジョンメガネ」が、30～40代の親に向けた子どもの視力に関するアンケートを実施しました。合わせて、子どもの視力や眼鏡選びに関する知識や注意点をまとめてお届けします。

子どもの視力に対する親の不安

調査によると、8割弱の親が子どもの視力について何らかの心配を抱えているという結果が出ました。しかし、視力の発達やケアに関する正しい知識が不足している様子が浮かび上がっています。特に、視力の急速な発達が3歳までとされ、6〜8歳でほぼ完成するという事実を知らない親が8割以上にのぼります。

また、視力の悪化を引き起こす要因として、タブレットやスマートフォンの長時間使用が挙げられています。情報化社会に生きる今、これらのデジタルデバイスにばかり目が向いてしまうと、子どもの心身への影響が大きくなるでしょう。

視力検査の重要性

特に3歳児健診での屈折検査は、視力のトラブルを早期に発見するために非常に重要です。視力に問題があるかどうかを定期的に確認することは、子どもが健康的な視力を保つための第一歩となります。

眼鏡選びのポイント

親が子どもの眼鏡選びで重視する点は、ファッション性よりも機能性がダントツ。例えば、フィット感の良さや耐久性、軽さなどが高く評価されています。具体的には、フィット感について63.9%が重視し、壊れにくさを59.3%が、軽さを58.3%が重んじています。一方で、デザインや見た目の美しさを重視する人は25.9%にとどまっています。