国産レモンを未来に繋ぐ！新たな農業法人LEMONITYの誕生

新たな国産レモンの未来を担うLEMONITYの設立

2025年9月3日、国産レモンの生産振興を目指す新しい農業法人「株式会社LEMONITY」が静岡県に誕生しました。この会社は、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社、株式会社鈴生、西本Wismettacホールディングスの三社の共同出資により設立され、国産レモンの需要を高めることを目的としています。

国産レモンへの期待

近年、国産レモンの需要は高まっており、健康志向の高まりに伴うレモンの利用機会も増えています。LEMONITYでは、レモンが持つ栄養価や健康効果を活かし、さまざまな商品や食育活動を通じて、その魅力を広めていく意向を示しています。農業法人設立の背景には、広島県でのレモン栽培実績や地域活性化のための取り組みがあることも特筆すべきポイントです。

地域連携と新たな生産モデル

株式会社LEMONITYは、広島県の大崎上島町で持続的なレモン栽培を模索しており、耕作放棄地の再生や新しい栽培技術の導入により、レモンの生産を拡大する計画を立てています。具体的には、10ヘクタールからのスタートを切り、10年後には100ヘクタールへと生産面積を拡大する目標を掲げています。

この新しい取り組みは、地域の農業に革新をもたらし、一層の経済活性化につながると期待されています。機械化や新しい農法を取り入れることで、持続可能な生産モデルを確立し、安定したレモン供給体制を築いていくことを目指します。

さらなる商品群の拡充

LEMONITYの設立にあたっては、国産レモンを用いた新商品の開発にも取り組む予定です。これにより、さまざまなシーンでレモンを楽しむことができる提案が可能になるでしょう。また、収穫されたレモンは、ポッカサッポロ及びWismettacを介して全国に販売され、消費者の手元に届きます。これにより、国産レモンを普及・定着させ、レモン関連商品の新たな可能性を切り開くことを目指すのです。