ルイ・ヴィトンが新たな旅へ「ラ・ボーテルイ・ヴィトン」を発表

ルイ・ヴィトンが贈る新たなビューティー体験「ラ・ボーテルイ・ヴィトン」

ルイ・ヴィトンが、コスメティックブランド「ラ・ボーテルイ・ヴィトン」を2025年秋にデビューすることを発表しました。これは、旅行の醍醐味とその背景にあるクリエイティビティを反映させた新たな冒険の幕開けです。

この新ブランドのクリエイティブ・ディレクターには、イギリス人メイクアップアーティストのパット・マクグラスが就任します。彼女は、世界中で知られるメイクアップアーティストであり、独自の審美眼を活かしてロマンティックでドラマティックなライフスタイル＆ビューティー体験を創出します。彼女のデザインとビジョンは、ただの美容製品を超えて、贅沢さと創造性を両立させたものであると期待されています。

パット・マクグラスは、数多くのファッションメゾンとのコラボレーションを通じて、その名声を確立しました。2015年には自身の名を冠したブランド「Pat McGrath Labs」を始動させ、多くのクリエイティブな作品で注目を浴びています。彼女は、メイクアップアーティストとして権威を誇る存在であり、2021年にはエリザベス2世より「デイム」の称号を授与されました。

ルイ・ヴィトンの歴史において、ビューティー製品との関連は常に存在してきました。1920年代には、ラグジュアリーなパウダーコンパクトや化粧ブラシ、ミラーがデザインされ、特別に製作された革新的なバニティケースも存在しました。また、メゾンのアーカイブには、特別に作られたアイテムがいくつも残されています。それらは、美しいトイレタリーケースやオーダーメイドのキットであり、音楽の巨匠たちに贈呈されたものです。

パット・マクグラスは、この新プロジェクトに関して次のように述べています。「20年以上にわたりルイ・ヴィトンのファッションショーのバックステージで活動してきた私が、『ラ・ボーテルイ・ヴィトン』の立ち上げに貢献できることに非常に興奮しています。このプロジェクトは、職人技、クリエイティビティ、革新が融合した結果であり、新しいラグジュアリービューティーの世界を切り開くものです。」と語っています。

ルイ・ヴィトンの会長兼CEOピエトロ・ベッカーリは、この新ブランドについて「『ラ・ボーテルイ・ヴィトン』は品質、処方、イノベーションに徹底してこだわった製品です。これが私たちのビジネスの革新に自然な進化をもたらし、お客様の日常に喜びをもたらすことを期待しています。」と期待を寄せています。

新たなルイ・ヴィトンのビューティー領域は、メゾンの豊かな歴史を反映しつつも、新しい表現で顧客の心を捉えています。製品ラインナップの詳細は、今後発表される予定ですので、楽しみに待ちましょう。

ルイ・ヴィトンは1854年の創業以来、革新とスタイルを兼ね備えた最高級な製品を提供し続けています。その精神は、旅行や日常使いにぴったりの製品を通じて、現在も受け継がれています。ルイ・ヴィトンのブランドが持つ「大胆さ」は、時代を経て多くのアーティストやデザイナーとともに強調され、今日に至るまでその理念が息づいています。詳細はルイ・ヴィトンの公式サイトでご覧いただけます（https://www.louisvuitton.com）。