特集:お米の本質と令和のコメ騒動
最新号『岩戸開き』は、農業が抱える問題と、米文化の変化を鋭く探る内容です。
現在、報道で頻繁に取り上げられているお米の価格高騰。政府は備蓄米を放出し、価格抑制を試みていますが、新米の価格は依然として高止まりしているのが現状です。特に備蓄米の存在自体を知らない人も多く、その背景にある意味を問い直す必要があります。
日本の食文化の根底を支える米ですが、古古米になると味が損なわれ、食べるのが難しくなります。異常気象による影響で今年の新米の生産が懸念されている中、私たちは米の未来について真剣に考えなければなりません。
縄文時代から約3000年にわたり、日本人は米を食べ、生きてきました。しかし、農業の現状は深刻です。1945年には1400万人いた農業従事者が、2023年には116万人にまで減少し、平均年齢は69歳に達しています。後継者不足が問題視されており、収入の低さや農機具の維持費が重くのしかかっています。
農家は朝から晩まで働き続けているにもかかわらず、小規模農家は減少し、大規模農家や法人が台頭しています。これにより収入が安定している側面もありますが、農業の将来を見据えた政策は不十分であると感じられています。戦後、アメリカからの圧力で小麦の輸入が促され、私たちの食生活が多様化した結果、食料自給率の低さも問題となっています。
日本の農業が直面している課題を解決するため、根本的な議論を開始する必要があります。私たちの食文化と生業である米が、どのように社会と相互作用し、支え合ってきたのかを再認識し、未来への道筋を見出す時期です。
特集2:量子力学とスピリチュアル
ここでは、量子力学の観点からスピリチュアルなテーマにも触れ、私たちの内面的な成長と現実の創造について検討します。ドルフィニスト篤氏の解説を通じて、量子力学がどのように我々の日常生活に影響を与えるのかを理解するとともに、自己の内側で現実をどのように創造していくのかを示唆してくれます。
村松大輔氏による「量子力学で奥行きを!」では、私たちが持つ無限の可能性についての考察が展開され、田畑誠氏も「“現実”は“内側”で創る!」と題し、人生の書き換え方法について語ります。このように、『岩戸開き』第20号では、古代から続く日本文化と現代の科学が交差し、私たちが未来に向けて考えるべき課題を示しています。
皆さまにとって、何が本当に大切で、どのような選択が未来を変えるのかを考える機会となることでしょう。未来への道を一緒に見つけるために、『岩戸開き』第20号を手に取ってみてはいかがでしょうか。