モーダルシフト等推進事業の二次募集開始!
国土交通省は、温室効果ガスの排出削減や流通業務の省力化を目的とした「モーダルシフト等推進事業」の二次募集を本日開始しました。この事業は、持続可能な物流体系を構築するために重要な施策であり、物流関係者にとって大きなチャンスとなります。
対象事業について
今回の募集対象となる事業は、以下の2点です。
1.
総合効率化計画策定のための調査事業
これは、物流効率化法に基づくもので、事業者が持続可能な物流を実現するための計画を立案する際の支援が行われます。
2.
実施事業
具体的には、モーダルシフト推進事業や幹線輸送集約化推進事業、ラストワンマイル配送効率化推進事業、中継輸送推進事業などの活動が含まれます。
補助内容
本事業の補助は、以下の内容が対象となります。
- - 補助対象事業者: 荷主や物流事業者など、物流に関わる関係者から構成される協議会が対象となります。
- - 補助額:
- 総合効率化計画策定事業では、上限200万円の定額補助と最大300万円の補助率があり、合計で最大500万円。
- 他の推進事業では、上限500万円の補助率が適用され、合計すると最大1000万円に達することも。
このように、大規模な支援が用意されています。
応募方法
応募を希望する事業者は、国土交通省の公式ウェブサイトを中心に公表される交付要綱や実施要領を読み、必要な申請書類を準備する必要があります。これらの資料は事業計画の主な地域を管轄する地方運輸局への提出を求められます。
スケジュール
応募期間は令和7年6月17日から7月31日まで、補助決定は9月上旬に行われる見込みです。計画に基づく補助対象期間は9月から翌年2月末日までとなります。
今後の展望
モーダルシフトの推進により、物流業界では環境に配慮しつつ効率的な業務運営が進められることが期待されています。これにより、長期的には持続可能な社会の実現へも寄与することができるでしょう。
詳しい情報は、国土交通省の公式ウェブサイトでぜひご確認ください。物流業界のすべての関係者にとって、重要な施策である「モーダルシフト等推進事業」の二次募集を活用し、未来の物流を共に築いていきましょう。