馬頭琴の魅力を伝えるセーンジャー 25周年記念コンサート開催

セーンジャー来日25周年記念コンサート「蒼響～馬頭琴の新しい挑戦～」

2025年11月1日、東京の銀座ヤマハホールで、馬頭琴奏者セーンジャーの来日25周年を記念した特別コンサート「蒼響～馬頭琴の新しい挑戦～」が開催されます。このイベントは国際馬頭琴推進協議会の主催で、セーンジャーが馬頭琴やモンゴル文化を広めてきた足跡を振り返る機会となります。

チケット情報

チケットは10月7日からカンフェティで発売開始。また、公式ホームページでの詳細情報も確認できます。

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セーンジャーとその活動

セーンジャーは、内モンゴル芸術学院を卒業した後、2000年に日本へ来日し、以来馬頭琴の演奏活動を行ってきました。彼は演奏活動にとどまらず、教育の一環として学校やテレビ番組でも多くの人にモンゴル文化を伝えてきました。特に、人気番組「徹子の部屋」や、日本文化に関するアニメ、映画音楽などでも活動を展開しています。

近年は、国際馬頭琴推進協議会の設立や、馬頭琴の教育プログラムにも力を入れています。東京音楽大学で「日本・世界の伝統楽器を演奏しよう」の馬頭琴クラスの講師としても活動しており、馬頭琴の研究や新しい楽器の開発にも注力しています。

共演者について

コンサートには、セーンジャーのほか、ヴァイオリンの早稲田桜子、ピアノの虫明知彦、尺八の渕上ラファエル広志の素晴らしい音楽家たちが共演します。それぞれが持つ個性豊かな音楽スタイルが交わることで、馬頭琴の新しい魅力が表現されることでしょう。

特別な演奏

コンサートでは、今までにない新曲の披露も予定されています。馬頭琴文化と日本文化が融合した音楽体験が用意されており、観客は新たな音楽の可能性を感じ取ることができるでしょう。

また、セーンジャーは演奏活動の他に、馬頭琴の制作にも携わっており、新たな馬頭琴の開発にも力を入れています。特に日本の木材や伝統工芸技術を利用した馬頭琴の音響分析研究も興味深いものです。