CLOUDYとFEILER、社会的意義を持つコラボレーション
CLOUDY(クラウディ)とFEILER CLEAR LABEL(フェイラー クリアレーベル)がタッグを組み、注目の新ライン『CLOUDY FRUIT FLOWER(クラウディフルーツフラワー)』を発表しました。このコラボは、ただのファッションアイテムにとどまらず、アフリカの社会問題の解決を目指す重要な取り組みでもあります。特に、このプロジェクトは、商品を通じて子どもと離れて生活せざるを得ないガーナのワーカーたちを支援する取り組みとして注目されています。
ブランドのビジョンと共鳴
CLOUDYは「買い物を通じて社会問題を解決する」という信念のもと、アフリカ・ガーナで生産した雑貨やアパレルを展開し、現地での雇用創出に努めています。一方で、FEILERはドイツの伝統工芸シュニール織を基にした高品質な生活雑貨を提供するブランドです。この両ブランドが2021年に始めたコラボレーションは、今年で5年目を迎え、瞬く間に人気を博しました。発売された商品の多くが即日完売するなど、消費者からの支持を集めています。
コラボ商品『CLOUDY FRUIT FLOWER』は、CLOUDYのガーナ人デザイナーによるオリジナルテキスタイルを使用しており、シュニール織で表現されたカラフルで生き生きとしたデザインが特徴です。アイテムにはハンカチやタオル、バッグ、ポーチなどがラインナップされており、様々な場面で活躍すること間違いなしです。
影響力と寄付の効果
このコラボレーションの中で得られる寄付金は、ガーナで働くワーカーたちに直接還元されます。具体的には、彼らが故郷の子どもたちに会うための帰省費用をサポートする活動に充てられるため、購入することで人々の生活に直接的な影響を与えることができます。過去3年間の寄付金実績を見ると、2021年から2024年の間に合計約600万円が寄付されており、その影響力は計り知れません。
2021年10月:¥453,651
2022年10月:¥742,984
2023年10月:¥2,673,464
2024年10月:¥2,127,046
合計:¥5,997,145
特徴的なデザインと販売情報
新商品のデザインは、夏らしいジューシーなフルーツをモチーフにしており、それぞれのフルーツが仲良く重なり合っている姿が印象的です。このデザインは、異なる背景を持つ個々が互いに尊重し合い、共に楽しむ姿を象徴しています。2025年の販売は、まず阪急うめだ本店で行われ、その後FEILERのオンラインショップを通じて広く展開される予定です。
また、特別なワークショップやインスタライブといったイベントも企画されており、参加者はコラボレーションに直接参加できる機会があります。このような活動を通じて、フェイラーとCLOUDYのブランドが進める社会貢献への理解が深まり、共感が広がることを期待しています。
終わりに
CLOUDYとFEILERのコラボは、スタイリッシュな商品を提供するだけでなく、社会的な意義を持ったプロジェクトとして、多くの人々を惹きつけています。ファッションを楽しみながら、同時に誰かの役に立てるその仕組みは、多くのポジティブな影響を私たちに与えてくれます。今後ますますの展開が楽しみです。