葬儀場のヘビメタ化
2025-06-03 13:02:25

葬儀場がヘビメタライブハウスに変身する新たな試み

音楽と葬儀の新しい形、友引の日限定ライブ



埼玉県さいたま市に、葬儀場とヘビメタライブハウスの融合が実現しました。株式会社KOTOBUKIとさいたま葬儀連盟は、音響防音に特化した空間を創り出し、2025年6月9日(ロックの日)に向けた予約を開始します。この試みは、特に「友引の日」のみ利用可能というユニークなものです。この新しい形のライブハウスでは、音漏れが一切ない環境でヘビメタの音楽を楽しむことができるのです。

背景にある想い


新型コロナウィルスの影響で、葬儀業界や音楽業界は深刻な打撃を受けました。多くのバンドがパフォーマンスできない状態が続き、葬儀も家族だけで行うケースが増え、故人を見送ることが難しくなってしまいました。そこで、ライブと葬儀、両方のニーズを満たすことができる新しい施設を作り上げることが決定しました。

ヘビメタと葬儀の不思議な組み合わせ


この施設は、葬儀場としても機能しながら、ヘビメタのライブを開催できる場所です。実は、葬儀場の代表である関根信之氏自身がヘビメタバンドのボーカルとしても活躍中。彼は、「音楽も葬儀も心を込めるべき」という強い信念を持ち、この新たな試みに挑戦しています。友引の日に訪れる人々は、この特別な空間で心を動かす音楽体験をすることができるのです。

LIVETHEATER+810PLUSHEART


この施設の名前「LIVETHEATER+810PLUSHEART」には、特別な意味が込められています。「810」はエンジェルナンバーであり、天使が私たちにメッセージを送っていると考えられています。また、この数字は「ハート」とも解釈でき、ライブ、配信、葬儀において「心」が必要とされるという思いが込められています。この場所で提供される体験が、訪れた人々にとってプラスになることを願っています。

設備と機能


さて、この新しいライブハウスと葬儀場は、設備面でも充実しています。音響システムやLEDビジョンはもちろん、最大120dBに耐えうる防音工事が施されています。これにより、どんな大音量での演奏でも、外に音が漏れることはありません。また、配信機能も備えているため、遠方にいる方々も葬儀やライブに参加することが可能です。

友引の日、特別な音楽体験を


友引の日には、葬儀を行ってはいけないという古来の言い伝えもありますが、ここではヘビメタの音楽が静寂を破り、特別な体験を提供します。故人を思い出しながらも、音楽を楽しむことで、心に残る思い出を創り出す。一つの場所で、葬儀とライブ、多様な体験を楽しむことができるのは、まさに新時代の試みです。

終わりに


新型コロナウィルスによって、多くの人々が大切な人との別れや、心からの音楽体験を強いられた今、何ができるのかを考えさせられます。この施設は、葬儀と音楽の新たな形を提供することで、私たちの心に寄り添ってくれる場所となることでしょう。これからの「友引」の日が、皆さんにとって特別な日になることを願っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

関連リンク

サードペディア百科事典: ヘビメタライブ 葬儀場 KOTOBUKI

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。